『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

ヴァリアントが不振から脱出した経緯

The power of the LA Valiant’s process

シーズン序盤から続いていた不振から抜け出し、ステージ3プレーオフ準決勝進出を決めたヴァリアントですが、その不振脱出の経緯を首脳陣のインタビューをもとに振り返るYiskaのリポート(抜粋要訳)。

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昨季レギューシーズン2位の成績を残し今季にかける期待も大きかったが、シーズン2開幕前に選手のビザに不備があったことが判明、1月まで選手を直にコーチングすることができず、プレシーズンは満足な練習やチーム作りができなかった。

GMのSchwarz氏とPacking10暫定ヘッドコーチはMoon前ヘッドコーチの更迭後、新たなコーチングスタッフを選定する際にインタビューを徹底的に行なった。15分の予定だった面接は1時間半に及び、Promiseコーチはこのような経験は初めてであったと話している。

Packing10はそれぞれのコーチに明確な役割を割り当てるが、こういったことはオーバーウォッチでは珍しく、ほとんどのチームは、スタッフそれぞれがあらゆることをこなそうとしていた。

ShaxにソンブラのコーチングをするようPromiseに提案したのはGMのSchwarz。Reprizeコーチはスカウトを担当し、相手チームのソンブラのルートなども彼が分析していた。Spaceが相手チームのソンブラの位置を把握できていたのもこのリサーチの賜物。他のコーチは全体的なチームの戦術の立案や改善に貢献している。

最近学位を取得し、一児の父であり海兵隊員としての経験もあるPacking10は規律の重要性を選手に植え付けることで、チームの意識改革に成功した。ステージ3でタイタンズに初めて土を付けた試合でも、選手を讃えた後で4-0で勝てたはずの試合であると選手が気を緩めないように手綱を締めていた。

ステージ2でザリアを担当していたKarivは「自分はフレックスサポートが得意な選手、今はプレーできなくても構わないから、得意なロールでプレーしたい」とPacking10に話している。また、Spaceは自分よりも機能しているShaxのソンブラを起用するべきと自らコーチ陣にリクエストしていた。

こういった献身的な姿勢により、チームカルチャーは本来あるべきところに戻り、それを契機に好転しはじめたチームは大きな成果を出せるようになったとPacking10は話している。

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尚、ステージ4ではヴァリアントのホーム開催試合となる”Kit Kat® Rivalry Homestand”が予定されていますが(8/25-26)、初日の25日には宿敵グラディエーターズとのBattle of Los Angelsも組まれています。

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