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OWL 2020チームガイド:ダラス・フューエル

Dallas Fuel

更新履歴:
2020/2/7


期待を裏切った初年度の雪辱をはかった昨季だったが、地元開催となった5月のホームスタンド以降は僅か1勝しか挙げられず、シーズン15位という不甲斐ない結果に。

オフシーズンにはTaimouやMickieといったレジェンドがロスターを去り、EnVyUs時代の生き残りはHarryhook一人となった。さらに、OGEとDecayの大型トレードや積極補強により、リーグ元年からプレーするメンバーはHarry、Akm、Unkoeの三人を残すのみとなり世代交代は着実に進んでいる。

今季は地元ダラスでのホームスタンド開催が5回予定さているため、熱烈なファンの声援を後押しにしたホームアドバンテージが期待できる。

一方で、ダラスファンは選手コーチへの容赦のない批判でも知られており、こういったファン気質がチームにネガティブな影響を与える可能性も否定できない。選手の負担増加が懸念される今季はこれまで以上に適切なチームマネージメントが求められる。

チームオーナーは、地元投資グループと前身のEnVyUsを人気チームに押し上げたTeam Envyが共同所有。OWL以前からの古参ファンも多く、リーグでは最大級のファンベースを誇る。


ダメージ:

🇫🇷Akm
🇺🇸Zachareee
🇰🇷Decay
🇰🇷Doha

かつては世界最高峰のソルジャーとして崇められたAkmもOWL入り後はメタに苦しめられた。並み居るリーグのヒットスキャンを前に過去の栄光も霞んで見えるが、来季の引退を前にもう一花咲かせたい。「ブリギッテ監獄」に閉じ込められた挙げ句、ファンの厳しい批判に晒されたZachareeeだが、スナイパーもフランカーもこなせるフレックスDPSとして今季は本来の持ち味を活かしたい。

新エースとして期待されるDecayもZach同様にスタイルを問わないフレックスDPS。高いポテンシャルを発揮した昨季終盤のように、ダラスでは「300K」に相応しい価値があることを改めて証明する必要がある。ソンブラの代名詞にもなったDohaは、ドゥームフィストやリーパーも巧みに使いこなす。ただし、ソンブラ以外は他のメンバーで間に合っているとの指摘も。


タンク:

🇨🇦Note
🇦🇺Trill
🇰🇷Gamsu

精神面での脆さを露呈した歴代メインタンクにあって、温厚ではあるものの精神的支柱となり得るGamsu加入は何にもまして大きい。MTであればヒーローは選ばないが、昨季の上海では3DPSを支えたボールでインパクトを残している。バックアップを務めるTrillは限られた出場時間で昨季失った自信を取り戻さなくてはならいない。

ボストンを離れた後も友情で繋がれていたNoteとGamsuのタンクラインはチームに欠けていた安定感をもたらすことができる。一方で、本職のオフタンクがNote一人しからおらず、交代要員がAkmやHarryだとすれば心許ない。


サポート:

🇪🇸Harryhook
🇰🇷Closer
🇫🇷Unkoe
🇨🇦Crimzo

チームの古株として唯一定位置を守ってきたUnkoeだが、アナで魅せる持ち前のメカニカルの高さに加え、今季はベテランとしてチームを牽引したい。アカデミーから念願の昇格を果たしたCrimzoはNAのJjonakと呼ばれるゼニヤッタの名手。実績ではUnkoeに譲るものの、レギュラー奪取も不可能ではない。

プレイメイカーではないもののCloserは昨季ダラスで最も安定していた選手の一人。誤差数秒とも言われるUltトラッキングには定評がある。メイン/フレックス兼用のHarryhookは衰えが指摘されつつもバックアップとして頼もしい存在。過去にはソルジャーでトップクラスの評価を得ていた。


コーチ:

コーチ陣の刷新を求める声は少なくなかったものの、Hastr0オーナーは早々にAeroヘッドコーチの続投を決定。一方で、JayneとDaemonコーチの二人がチームを去った。Dohaと共にElement Mysticから加入したアシスタントのYongコーチは戦術面で高く評価されている。

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