Ninjas in PyjamasからOverwatchチームの解散発表がありました。
ANNOUNCEMENT: WE RELEASE OUR OVERWATCH TEAM
我々は昨年、ゲームがリリースされた時を同じくして当時最強のラインナップのひとつとしてオーバーウォッチシーンに参入した。新たに出現したesportsタイトルはNinjas in Pyjamasや他のチームを結成したオーガナイゼーションにとってエキサイティングなものだった。時は過ぎ各団体がこのゲームのesportsとしての将来を評価するにつれて、ロスターを放出するチームが増え続ける場面を見てきた。シーンは期待していたほど進化しておらず、視聴者数も期待を下回っている。そして、ブリザードは目前に迫ったオーバーウォッチリーグを取り巻く詳細について未だにアナウンスを行っていない。
今日、シーンの不確実性を考慮し、我々もこの増え続ける「オーバーウォッチの動向を見守るがシーンには関与しない」チームのリストに加わることを発表する。来たるべきオーバーウォッチリーグが目指すものについては、我々はいまでも期待している。しかし、ブリザードのコミュニケーションが慎重であるがために、未だにリーグに参加できるチャンスがあるのか全貌を理解することができずにいる。今後より詳細な情報を手にしゲームの将来について我々の意見を形成する機会が訪れたら、その時にまたシーンに復帰するか評価することになるだろう。
我々のフィンランドチームがNinjas in Pyjamasでの活動中にやり遂げた全てのことに感謝したい。そして彼らの将来の幸運を祈っている。君たちは最高のラインナップであり、オーバーウォッチがesportsタイトルとして成熟した暁には再びNinjas in Pyjamas に戻ってくることを願っている。
Ninjas in Pyjamasの当面の目標はCounter-Strikeチームが再びランキングのトップに立つことにあり、League of LegendsのEU LCSチームがチャンピオンシップのタイトルを争えるチームになるよう育成していくことになる。我々がフォーカスすべきことは減ったが、そのクオリティはより高みを目指すことになる。
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今年の4月くらいですかね、NiPのCEOのネガティブなコメントがPCGamersで紹介された時に、彼らも時間の問題かなとは思っていので、惨憺たるパフォーマンスだったEU Contendersの結果も踏まえて、やはりこうなってしまったかという感じですね。
個人的にはComplexity解散時ほどの驚きはないですけど、一時は最強と謳われた、そしてトリプルタンクでも一世を風靡したチームです。
他のorgがロスターを頻繁に変える中でNiPは戦績が振るわなくても一貫してオリジナルメンバーを貫いてきました（変更になった一人は個人的な理由による退団）。チームのスタイルだけではなく、チームのポリシーも他のチームとは異なるある種頑固で風変わりなチームでした。
NiPがEUシーンから消えてしまうのはかなり寂しいですが、オーバーウォッチリーグが「成熟」した暁には是非彼らにはシーンに戻って来てほしいと思います。
今回のアナウンスメントは他のチームの解散発表と比べると、ブリザードに対してストレートかつ辛辣ともいえる内容ではありますが、同じような境遇にある多くのorg（一部のエリートorgを除く）の声を代弁した正直な意見ではないでしょうか。
