ESPNのリポートによると、米ジョージア州を拠点する複合企業のCox Enterprisesが率いるグループが来季フランチャイズとして同州アトランタのスポットを獲得したようです。
In a move towards expansion, the @overwatchleague will sell its Atlanta spot to a group funded by Cox Enterprises:https://t.co/aYvgMgfYhC
— ESPN Esports (@ESPN_Esports) July 28, 2018
一昨日にはパリと広州のスポット売却で合意との報道がありましたが1、関係者がESPNに明らかにしたところによると、アトランタのスポットは既に売却交渉が完了したとのことで、今回の契約がシーズン2のフランチャイズ第一号ということになるらしい。
関係者によると、同グループの代表は現在ニューヨークで開催されているグランドファイナルも観戦していたそうで、さらに現地木曜日に開かれた非公開のオーナー会議にも出席していた模様。
Cox Enterprisesは1898年に創設された由緒ある企業で、同グループ全体で6万人以上の従業員を抱える巨大複合企業です。2017年には200億ドル以上の収益をあげ($20 billion=約2兆円~?、純資産は41億ドル以上)、フォーブス誌によると創業者一族は米国で5番目に裕福なファミリーとのこと。現在同社は創業者の孫であるJames M. Cox氏がオーナーを務めていますが、同氏がesportsに投資するのはOWLが唯一の事例だそうです。
OWLに参入した主要コングロマリットとしては本日のグランドファイナルにも進出したフィラデルフィア・フュージョンの実質的なオーナーであるComcastグループに続くものとなります。
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The Orange Carpet is going off! @RickFox and @djkhaled are in the house! #TheFirstFinals #OWL2018 pic.twitter.com/GW9QYT1M3A
— Overwatch League #TheFirstFinals (@overwatchleague) July 28, 2018
このニュースとは別に、Echo FoxのオーナーであるRick Fox氏も今日のグランドファイナルの観戦に訪れているようです(左はファイナルのオープニングショーを飾るDJキャレド)。
Echo Foxはシーズン1開幕前にもOWL参入が噂されていましたが果たして?