ダラス・フューエルが同性愛者に対する差別的な発言を理由にXQCに1試合の出場停止(今日の試合)処分を科したことを明らかにしました。
The team will be taking disciplinary action related to recent comments made by Felix “@xQc” Lengyel. xQc will not be active for tonight’s match. Additional details forthcoming.
— Dallas Fuel (@DallasFuel) January 19, 2018
詳細については追って説明とのことですが、ことの経緯を簡単に説明します。
昨日のダラス対ヒューストン戦の後でXQCが配信中に過去にLGBTであることをカミングアウトしていたヒューストンのMumaに対して以下のようにコメントしたそうです。
“Shut your fucking mouth and go back and suck a fat cock. He would like it.”
意味はだいたいわかると思うんで訳しませんw
処分の対象となったのはこの発言ですね。
で、このコメントを知ったMumaのレスポンスはというと
「まじか。彼もホモフォビア(同性愛嫌悪)だったのか?ショックだけど気にしないよ」
だったらしい。
その後、さすがにまずいと思ったのかXQCも自身の発言についてtwitter経由でMumaに謝罪しています。
この謝罪を受けてMumaも以下のようにリプライ。
No hard feelings at all and I apologize for what I said back. You’re on a great team and I fully expect you to return to full force before playoffs. GL my doggie ;)
— Austin Wilmot (@Muma) January 19, 2018
「なにも遺恨はないよ。僕の言い方も悪かった。君は素晴らしいチームにいるしプレイオフまでに完全復活することを期待している。グッドラック。」
というわけでMumaの大人の対応もあり当人同士の間では丸く収まっていたようですが、チームとしては発言を看過することはできなかったようでXQCに1試合の出場停止処分を科すことになりました(追加処分の可能性もあるかも)。
この処分について、当のXQCは配信中に見たtwitterで知ったそうです。
As esports grows this type of banter will be tolerated less, no matter the player’s personality. For what it’s worth I have banned xQc from the professional Overwatch/OWL Discord for one week, as I have done with other pro players for similar comments in the past (Taimou, Zombs).
— Rod Breslau (@Slasher) January 19, 2018
また、OW/OWLプロのディスコード鯖を管理しているSlasherもesportsが成長していく上で容認することができない発言として、XQCに1週間の出入り禁止を言い渡した模様。ちなみに、TaimouやZombsも過去に似たようなコメントが理由で処分を受けているとのこと。
[追記]
XQCがMumaに矛先を向けたそもそもの理由はMumaのダラス戦後のコメントにあるようです。
クリップのタイトルにもあるように”Rolled and Smoked”ということで、マリファナを紙で巻いて吸うくらい簡単な試合だったということでしょうかね。この発言がベンチウォーマーだったXQCの怒りを買ったのではないかと思います。
”https://dotesports.com/overwatch/news/dallas-fuel-xqc-homophobic-comments-20369”
”https://compete.kotaku.com/overwatch-pro-suspended-for-telling-gay-rival-that-hed-1822249476”