追記2:[オーバーウォッチリーグ] ワシントンが選手コーチ含むスタッフ全員を放出、厳しい財政事情が影響か

Overwatch League

ワシントン・ジャスティスがDecay(韓国、ダメージ)やSup7emeヘッドコーチ(韓国)らを含む選手及びスタッフ全員の放出を発表しました。

選手の名前すら触れられていない非常に簡素なチーム発表となりましたが、このことからもシーズンプレイオフ進出を逃したチームに対する経営陣の失望を窺い知ることができます。

追記
その後、チームからは選手コーチスタッフそれぞれの退団発表が個別に出されています。

チーム唯一のスター選手とも言えるDecayは、今季もその実力を十分に発揮したとはいえ、本人としてもプレイイン敗退という結果には大きな失望を感じているでしょう。既にOWLチームを対象にLFTを出していることから、少なくとも現時点では噂されるようなヴァロラント転向の可能性は少ないものと思われます。

Kalios(タンク)やKrillin(サポート)のベテランとAssassin(ダメージ)、Opener(サポート)の若手を上手く融合したKRロスター個々のパフォーマンスは決して悪くはなかったものの、財政難に伴うシーズン後半でのHappyら主力放出が大きく影響していたことは間違いないでしょう。

ワシントンは既にゼネラルマネージャーのPre氏がボストンに移籍していることから、選手だけでなくスタッフも含めて文字通りゼロの状態から来季チームづくりをはじめることになります。

チームオーナーはヴァロラント参入も検討していると噂されており、来季のワシントン再建への道は険しいものになることが予想されています。

追記2

チームからは放出された選手コーチ全員の契約状況が明らかにされています。

これによると、Decay含む選手コーチ5名が契約延長オプションの放棄、Openerに至っては引退や不祥事以外では珍しい契約解消ということで、やはり厳しいチームの財政状況が選手スタッフ全員の放出という決断に至った理由ではないかと思われます。

韓国人選手スタッフ全員を放出したことで、来季ワシントンは欧米ロスターに転換をはかることが濃厚と見られています。

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