『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

元OWWCイスラエル代表のAwkwardさん、配信中に空襲警報が鳴り響き避難―飛来したロケットの爆発音が轟く中

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Photo: Robert Paul

Unranked to GM配信で知られるAwkwardさんが、ランクマッチ配信中に空襲警報を受けて退避するというハプニングが発生。Awkwardさんは現在イスラエル在住と思われます。

筆者はこの配信で初めて知ったのですが、Awkwardさんは元イスラエル代表で、2017年と2019年にはEqoと共にW杯予選を戦っています。

言うまでもなく、現在イスラエルはパレスチナと紛争の真っ只中にありますが、マイク越しにもサイレン音が聞こえるのがわかります。

当初サイレンを警告するチャットを冗談だと思ったのか、これを受け流しますが、それが冗談ではないことに気づくとすぐに退避します。

この間、ランクマッチはAFKでキックされ、遠くのサイレン音が鳴り響く中、「避難しないと」とういう本人の声に続いてしばらくすると、「ドン、ドン、ドン」というノイズまじりの爆発音が聞こえます。

既にはじまっているゲーム内の銃声もあいまって、緊迫した状況にチャットもAwkwardの安否を気遣いますが、数分後、落ち着いた状態で戻ってきたAwkwardに視聴者も一安心。

本人曰く、同居している友人を起こすため急いだそうですが、銃声ではないかなり大きなドカーンという音が聞こえたそうです。

Awkwardによると、イスラエルは世界一優秀な防空システムを国内全土に配備しているそうですが、これは筆者が調べてみたところ「アイアン・ドーム」と呼ばれており、今年5月にはパレスチナの武装組織が撃ち込んだロケット弾を95%の精度で撃墜していたとのこと。

ちなみにハマスのロケット弾が1発10万円以下なのに比べて、このアイアンドームのミサイルは1発数百万するそうです。

降り注ぐロケット弾を全て撃ち落とすアイアンドーム

配信中も緊迫した状況にも関わらず、比較的Awkwardが落ち着いていたのも、この世界一優秀なミサイル防衛システムへの信頼からかもしれません。

文字通りの退避により10分間のランクマッチ禁止処分を受け、連勝記録が途絶えてしまいましたが、この日はリーパーでU2GMを配信していたようです。

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