『FLASHOPS キングオブキングス』韓国オフライン決勝進出の2チームが決定

大会情報
Image: WDG / Blizzard

Blizzard公式大会『FlashOps キングオブキングス』(Flash Ops Holiday Showdown)日本予選は本日最終日を終え、韓国オフライン決勝本戦に出場する2チームが決定しました。

決勝は昨日、一足早く韓国行きを決めた絶対王者のVARRELと、セミファイナルでレバンガ☆SAPPOROとの熱戦を制したVESTA CREWの戦いとなりました。

決勝に進出したことで、Invincible時代も含めて念願のオフライン大会進出を決めたVESTA CREWは、この日、決勝も含めると連続で3試合をこなす超過密スケジュールとなりましたが、絶対王者VARREL相手に0-3のスウィープ負けを喫したものの、王者相手に肉薄する見せ場を幾度となく作るなど、選手としてもチームとしても大きな成果を手にした大会となりました。

一方のVARRELはワールドカップで得た揺るぎない自信と、さらに磨きのかかったドゥームフィスト構成で、時には得意のウィンストンダイブで苦手のソンブラ構成をいなすなど、もはや国内では敵なしという、改めてその強さを感じさせる試合内容となりました。

韓国では現役リーガー勢を擁するチームと戦うことになりますが、W杯優勝国のサウジアラビア代表と真っ向勝負を演じた選手にとっては、胸を借りる以上の気持ちで韓国に乗り込むのではないかと思います。

残念ながらスケジュールの都合でベストメンバーが揃わなかった3位のSxiBlowはやや消化不良に終わった感もありましたが、準優勝のVESTA CREWを追いつめたレバンガ☆SAPPORO、4位の隼ゲーミング、学生代表のTankdiff含めて、今後の国内シーンの盛り上がりに期待が持てる大会となりました。

本日の公式配信だけでも、自分が確認した範囲では、TwitchとYoutube合わせてピークで5,000人近い視聴者が観戦していたようですが、ミラー配信も含めると、2018年12月に行われた国内最後のOWオフライン大会「Overwatch Challenge Cup 2018 Winter Offline Finals」よりも多くの視聴者が観戦していたのではないかと思います。

3日目には隼ゲーミングのHry選手という新たなタレントも出現

決勝本戦は12月8日から10日まで、3日間かけて行われますが、丁度新ヒーローのマウガのリリースとも重なるため、同ヒーローが登場するのかも見どころになるのではないかと思います。Blizzard/WDG主催とはいえ、コミュニティカップという位置づけなので、当日の試合もおそらくはライブパッチと同時進行で行われるのではないかと思います。

尚、決勝本戦での対戦が予想されるKRチーム(出場3枠)は来月12月3日の試合で決定しますが、優勝候補の一角と目されていたレジェンド軍団The Smurfs(Birdring、Profit、Smurf、Viol2t、Izayaki)は一回戦敗退の憂き目に遭うという混戦模様となっています。

また、出場1枠の東南アジア地域からは、VARRELの宿敵でもあるDAFが、こちらも圧倒的強さで韓国行きを決めています1

脚注:

  1. New PatiphanことYoshinoriは年齢制限なのか未登録。
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