先日のEsports World Cupを見事制覇し自身も大会MVPに選ばれたTeam FalconsのProperですが、昨日大会の振り返り配信を行っていたので、そのコメントまとめになります。
🎙️ Proper’s Post-MSC Stream Summary
🏆 MSC Reflections
– I was 100% sure we were going to win. I saw winners from other games plug in the key and felt jealous. I told myself I absolutely had to do that too — and that goal pushed me to work even harder.
– Everyone on the team… pic.twitter.com/BwqkXRWug9
— 진감 GINKAM (@ginkam0329) August 7, 2025
MSC/EWCを振り返って:
勝つと100%確信していました。他のタイトルの勝者たちがキーを差し込むのを見て、羨ましく感じました。自分も絶対にあれをやらなければと自分に言い聞かせて、その目標がさらに努力する原動力になりました。
チームの皆が良いプレイをしていましたが、なかでもSOMEONEが最も際立っていました。客観的に見て、今のラマットラで一番上手いのは彼だと思います。Hanbinもラマットラは上手いですが、SOMEONEのプレイスタイルのほうが今のメタには合っていました。それから、MER1Tは決勝でとんでもなく良いプレイをしていましたし、Fielderのクナイも重要な場面でしっかりとヘッドショットを決めていました。
CRがTMに負けるとは思っていませんでした。TMはシンメトラのミラーマッチが上手くて、AQDのほうがダイブ構成に対する対処がうまかったので、AQDがCRに勝つと思っていましたが、TMが勝ったことに驚きました。CRのフレイヤ構成が悪かったとは思いませんが、ルシオにULTチャージを与えすぎていたように思います。それを見ながら、もしLIPがソジョーンを使っていたらどうなっていただろうと考えました。決勝ではCRと対戦したかったです。AQDはマップ3のあとにメンタルが崩れて、そこからは比較的簡単になりました。もし相手がCRだったら、最後まで集中を切らさずに、もっと厳しい試合になっていたと思います。
今回の大会では、LBBD7、Youbi、Quartz、TR33が印象に残りました。Youbiは練習を続ければよいトレーサーになると思います。Quartzは、まるでスコープ付きでキャスディをプレイしているみたいで、遠距離の弾を全部当ててきます。とはいえ、DPSとしてのプレイはかなり一方向に偏っていたので(もしくはワンパターン)、対処はそれほど難しくありませんでした。でも、うちのバックラインの3人はかなり怖がっていました。TR33からは、僕のソジョーンを見てメインDPSをやるようになったと聞いて、それは嬉しかったです。
勝者として手に入るルートキーではCRを選びたかったのですが、前シーズンの優勝チームで、自分たちが直接倒した相手じゃないからダメだと言われました。なので、Weibo、T1、AQDを選びました。
スクリムの成績は良かったです。自分のトレーサーをスクリムで見せることには何の抵抗もなかったです。どうせ誰にも負けないと思っていたので。でも、トレーサーでずっと勝っていたせいで、本番では誰もトレーサー対決を仕掛けてこなくなって、それはちょっと寂しかったです。
サウジに行くといつも風邪を引きます。今回は幸いにも大会が終わったあとに症状が出ましたが、Fielderは大会中に体調を崩していて、とくにGeekay戦ではかなり辛そうでした。それから、グループステージ前にバスタブの近くにあった金属の部品で深く切ってしまって、かなり出血しました。ちゃんとした治療は受けられず、消毒と軟膏だけでした。座るのも痛かったです。でも、あのケガこそが勝因だったような気がしています――栄光の傷です。
T1戦ではフレイヤ構成が元々のプランでしたが、BANされてしまいました。SP9RK1Eコーチと話し合って、その場でソルジャーを出すことにしました。大会中、TMやAQDがシンメトラのテレポーターをどう使っているかを見て、それを参考にしてエスペランサでの自分たちのシンメトラ運用に活かしました。
戦術のリークになるのであまり詳しくは言えませんが、サプライズでロードホッグも用意していました。今後どこかで使うかもしれません。
優勝したあと、サウジアラビアの王子に会いました。彼は僕と握手して、ただ一言「GOAT」とだけ言って、クールに去っていきました。その後、Majedから「彼は君の大ファンだ」とDMが来て、それも嬉しかったです。移住も考えています。
その他:
僕のチームです(「史上最高のオーバーウォッチのロスターは?」という質問に対して)
多分全部勝つと思います(「レイコータワーの1v1ワークショップで勝つのは誰?」という質問に対して)
TUとはスクリムしました。Kevsterは手強い相手でした。チームメイトの中で一番対戦したくないのはFielderです(「特に手強い選手は誰か?」という質問に対して)
多分Carlsen(EWCのチェス王者Magnus Carlsen)の影響で、ラウンジではみんなチェスをしていました。なので、僕が格の違いを見せないといけませんでした。子供の頃に友達とよくチェスをしていたので、初心者よりはちょっとだけ上手いんです。Carlsenと1億回対戦すれば、少なくとも1回は勝てるような気がします。
自分は最初からメインDPSだったと思われがちですが、それは違います。DiemとHappyがウィドウメイカーをプレイしているのを見て、自分も上手くなりたいと思って、ウィドウのワントリックになってランク1位になったんです。
O2 Blastからは強い選手がたくさん出ていますが、それはみんな僕を見ていたからです。
自分のロールモデルはFakerです。オーバーウォッチではRyujehongです。
自分のことを特別な才能があると思ったことはありません。今回も本当にたくさん練習しましたし、その努力こそが成功につながったと思っています。