2020シーズンの契約、トレード、移籍に関するルール

Key dates, Contenders/academy teams, two-way players, and more—here’s all you need to know about 2020 roster construction.https://t.co/zHDsEj4pt1 pic.twitter.com/YwrmkGktqR
— Overwatch League (@overwatchleague) 2019年7月30日

OWLから2020シーズンのロスター構築に関するルールが公開されたのでそのまとめ。

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契約、移籍、トレードに関する日程

2019/9/30
所属選手との契約オプションの行使、契約延長、傘下アカデミーの選手との契約が可能になる。

2019/10/7
上記の契約行使を終えたチームはフリーエージェント選手¹との契約をリーグに申請することが可能になる。また、トレード契約も申請可能に。

2019/11/11
2019シーズンのOWL選手契約が正式に終了する。この時点で契約下にない選手はフリーエージェントとなる。11月中にフリーエージェントになることが決まっている選手は11/11以前に他チームと交渉することが可能。

2019/11/15
この時点で各チームは最低8人以上の選手をロスターに登録している必要がある。また、チームは2020/6/15まで新たな選手との契約、またはトレードを行うことが可能。

2020シーズンの規定年齢を満たすには2002/6/15以前に生まれている必要がある。

コンテンダーズおよびアカデミー関連のルール

以下のガイドラインは現行ルールを引き継ぐ：

コンテンダーズのロスター枠は最大8名。

OWLチームはトライアウトや契約交渉のためにコンテンダーズでプレーする選手に直接接触することが可能²。

OWLチームは選手獲得のために移籍金としてコンテンダーズチームへバイアウトを支払う義務がある。バイアウト額の上限はOWLの平均年俸、契約ボーナスなどを含めた100％。

OWLはコンテンダーズのプレーオフ前やその期間中にコンペティションの公平性を損なわないように、移籍契約禁止期間を設定することができる。

2020シーズンからOWLチーム傘下のチームが「アカデミー」適格を得るには、親チームと同じ地域のコンテンダーズに参加しなくなてはならない。異なる地域のコンテンダーズに参加する場合は以下の制約を受けることになる。

OWLチームはそれらの地域に重要かつ相応の現地インフラを備えなくてはならない（おそらくチームハウスやHQに準じた施設）。

「アカデミー」チームであることの利点を失うことになり、他のOWLチームからアカデミー選手へオファーがあった場合、それに対抗する権利（Right to Match、次項参照）も失うことになる³。この新ルール以前にアカデミー適格を有していたチームは一定期間内だけアカデミーチーとして認められる。つまり、Fusion UniversityはあとしばらくはコンテンダーズKRでアカデミーとしてプレー可能。

Right to Match

OWLチームは傘下のアカデミー所属選手対してライバルチームから契約オファーが提示された場合、「Right to Match」条項を援用してこれに対抗することができる。ライバルチームによる契約提示がリーグ側に提出されてから7日以内に新たな契約を提示することで選手を引き留めることが可能になる。また、これらの交渉には選手側も含めなければならない。

最終的にRight to Matchが行使されなかった場合、ライバルチームから移籍金としてバイアウトを受け取ることは可能。