GGReconのライターであるYiskaから、Soonのボストン退団事情を明らかにするリポートが公開されています。
GGRecon looked into the circumstances surrounding SoOn’s exit, talking to multiple sources familiar with the situation. #OWL2021 | #Overwatch https://t.co/WSRo3hnsd2
— GGRecon (@GGReconEsports) April 14, 2021
Soon退団はビザ問題が原因とされてきましたが、YiskaがOWL広報に取材したところ、ビザの不備を理由に自動的にプレーできないとするようなルールは存在しないという回答が得られたそうです。
しかしながら、ボストン所属の選手スタッフらは、オーナーであるKraft Groupの従業員と同様に扱われ、福利厚生などを享受できる一方で、従業員として必要とされる研修や就労ビザの規定に従う必要があります。
ゼネラルマネージャーのHukによると、今季はチーム方針により、期限切れでない有効なビザを持つ選手の補強のみが許されていたそうです。
Soonとはビザ更新を見込んで契約したものの、フランス国内の感染状況や契約時期そのものが遅かったことも状況をさらに難しくしたのではないかと見られています。
Soonには契約時に交わした合意に基づき退職金の満額が支払わられたそうです(少なくともサラリーの30日分)。
現在リーグは所属選手のP1ビザ(アスリート用)取得を容易にするための免除措置を働きかけているとのことです。