オーバーウォッチリーグは現地18日、サンフランシスコ対ヒューストンのNA注目の一戦が行われました。
王者ショックとスクリムバックスで評価の高かった両者はともに開幕で難敵を退けており、今季NAの勢力図を測る上でも重要な戦いです。
さらに、今季からヒューストンのヘッドコーチを務めるJunkbuckコーチは対戦相手のCrustyヘッドコーチの右腕として3年間ショックのアシスタントを担当しており、そういった意味でも注目の戦いといえます。
ショックの先発は今季初出場となるTa1yo選手。リーグでは昨年7月以来のひさしぶりの出場となります。
※以下、動画はタイムスタンプとなります。
レイコータワーでは開幕シンメトラ/ジャンクラットの定番構成を読んでいたのか、ヒューストンのHydrationドゥームとHappyマクリーが刺さります。
昨シーズンはチャージで同じ釜の飯を食ったNeroジャンクの「アシスト」でデッドアイを決めるHappy。
画面越しに”WHAT!?”の声が聞こえてきそうなSuperのシャウト。この日MTDを作っていたのはヒューストンに新加入のJjangguでした。
So we’re really just doing this, huh?
⁉️ https://t.co/tbTGBsbQac pic.twitter.com/YRIjXg6Vww
— Overwatch League (@overwatchleague) April 18, 2021
ショックがStrikerをラインナップに戻しブリザードワールドをドローで終えると、次のドラドでは、現役復帰したJakeがサポートに、対するショックはViol2tが開幕に続きDPSに入ります。Jakeはロールロック導入以前にプレーしていたブリギッテを任されます。
Everything about this image is incredibly cursed from r/Competitiveoverwatch
そのドラドもショックはまさかのポイント0に終わります。
ドローをはさみ2-0で迎えたアヌビスではHappyがマクリーだけでなく得意のハンゾーで2度の6Kと大爆発。しかし、ショックは意地を見せてこのマップを死守します。
オアシスでは誰も予想できないアンブッシュ(メイのリフトで登った?)からフラッシュとシャッターのコンボを決めてショックが流れを引き寄せます。
最終マップではショックのダブルスナイパーに苦しめられましたが、最後もJjangguの会心の一撃でヒューストンが熱戦を制し、対ショック通算3勝目を手にしています。
MOMにはショックのANSなき後、リーグ最高峰のスナイパーの名に恥じないHappyが選出されています。アッシュやマクリーでもトップ相手に使える目処がたったのは収穫でした。
Crusty on Which Team is “Criminally Overrated” from r/Competitiveoverwatch
開幕前にはヒューストンが犯罪的に低評価とするZPに対して、Crustyコーチはショックの高評価こそ犯罪的とコメントしていましたが、その言葉は決して謙遜ではなかったのかもしれません。
This is why we love Overwatch League from r/Competitiveoverwatch
実は寝過ごしてしまい2-0から試合を追いかる形となりましたが、このポストにもあるように、今日のショック対ヒューストン戦はオーバーウォッチの魅力が詰まったエンターテイメントとしても非常に見応えのある一戦でした。