先日、謹慎期間を終えて配信を再開したSentinels所属のSinatraaですが、今日の配信中に泣きながら配信をストップするというハプニングがあったそうです。
この日のSinatraaはチームメイトのShazamとデュオを組んでいましたが、Shazamの配信チャンネルでは何故Sinatraaとデュオを組むのかとチャットがネガティブキャンペーンを展開、これに気を病んだSinatraaが耐えきれず最終的に配信をストップしたようです。
「自分はみんなに知ってほしいだけなのに。本当に悲しい、ただただ悲しい、最悪だよ」
「他の配信者とプレーするといつもこうなるんだ。だからやらない。チャットがノンストップで彼らを攻撃するからね」
配信を終える前に涙ぐみながら語ったSinatraaですが、この日はTenzのSentinels移籍が正式に決まったばかりということで、彼の心中も決して穏やかではなかったでしょう。
「今回は招待されたからプレーしたが、正直僕がまずかった。本当に嫌な状況を招いてしまった。こんなことになるとは思わなかった。申し訳ない」
「僕が支持したり主張しているなんて思わないでくれ。僕はレイプなんて支持しない」（Shazam）
鳴り止まないチャットの批判を前に最後までゲームをプレーしたものの、マッチ終了後すぐに2人は解散。ShazamもSinatraaとのデュオがどちらの側につくかということを意味するわけではないとの立場を明確にしつつも、軽率な判断であったと謝罪しています。
謹慎明け後、平然と配信を再開するSinatraaの態度に我慢ならなかったのか、本人にダメージが与えられないと分かると周囲の人間を標的にしだし、決して過去は精算できないというキャンセルカルチャーの残酷な一面を垣間見た気がします。
尚、SinatraaにはRiotから半年間の大会出場停止処分が科されていますが、その他のプロ活動については禁止されていません。
現在進行中とされる関係当局による調査もしくは捜査に進展があったかについては現時点ではまだ明らかになっていないようです。
