オーバーウォッチリーグ:南京ヴァリアントが誕生?

中国の南京江寧経済技術開発地区がロサンゼルス・ヴァリアントとのパートナーシップを結ぶことが明らかになった。

これは中国のesportsオーガナイゼーションであるLinGan e-Sportsの公式微博上で明らかにされたもので、昨年から表向きはコロナ禍を理由に拠点を中国内に移していたヴァリアントのチーム運営も昨季に続きLGEが担うことになる。

公式発表が中国語のため正確な情報については不明だが、redditにポストされた英訳文には”The Los Angeles heroic team of watchful pioneer global professional league (OWL), a club operation project of Lingan e-sports, officially settled in Nanjing Jiangning high tech Zone as a key project of digital creative industry.”と、ヴァリアントが正式にLGE運営のもと南京江寧技術地区に居を構えると記されていることから、事実上のフランチャイズの移転と読み取れなくもない。

ただし、少なくとも現時点では「ロサンゼルス」の名称は継続しているようで、中国内にロサンゼルスのフランチャイズ名を名乗るチームが誕生するというなんとも奇妙な状況が発生することになる。

現実問題としてヴァリアントを所有するIGCが採算の取れないOWLチーム運営をこのまま続けていくとは考えにくいことから、いずれはチーム売却も視野にいれた業務提携ではないかと思われる。

現時点でのホームタウン名こそロサンゼルスながら、今回の提携により上海、成都、広州、杭州に続く事実上5つ目の中国チーム誕生となるかもしれない。

まったくの余談だが、中国では政府の規制により正式ローンチが遅れていたヴァロラントが今年6月までには正式サービスを開始するのではないかともされている。

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