Activision Blizzard社内におけるハラスメントや差別報道を受けてオーバーウォッチリーグから一時撤退していたメインスポンサー各社ですが、今季もOWLをサポートしないことがワシントン・ポストのリポートで明らかになりました。
The 2022 season of the Overwatch League will kick off in May with the first in-person "Overwatch" match in North America since early 2020.https://t.co/nABay2W8Hc
— Launcher (@LauncherWP) March 17, 2022
昨年の不祥事発覚以降、コカ・コーラ、State Farm、ケロッグ、ComcastといったメインスポンサーがOWLへの協賛を一時取りやめていましたが、ワシントン・ポストの取材に対してスポンサー復帰を予定していると答えた企業はなかったそうです。
これらのスポンサーのうち、フィラデルフィア・フュージョンを所有しているComcastは、自社ブランドのXfinityでリーグを支援してきたいわば身内ともいえる企業ですが、同社の広報担当は今季リーグをサポートする予定はないと述べています。
現時点でOWL公式ページからはスポンサーロゴが全て消えているものの、リーグを統括するSean Miller氏は取材に対して、潜在的なパートナーと話し合いを行っている最中であると答えています。
マイクロソフト社による買収があったとはいえ、ABK社は現在も州政府当局による調査対象となっており、先日も自殺した元女性従業員の遺族が訴えを起こすなど、コティックCEOに対するネガティブな報道も含めて、新たなスポンサーを探すリーグにとっては厳しい状況が続いています。