追記:オーバーウォッチリーグ:開幕を目前にハンターズが昨季MVPのLeave他主力を一斉放出か?背景には親会社の財政事情

Overwatch League

来月のオーバーウォッチリーグ開幕を前に、Haloから成都ハンターズのチーム状況について非常に気になるリークがリポートされています。

HaloがDexertoに寄稿したリポートによると、ハンターズはチーム財政緊縮のために複数のチームメンバーを放出する可能性があると、複数の情報筋が明らかにしているとのこと。

すでにハンターズは年明けに加入したばかりのJfeelアシスタントコーチがコロナ禍とビザ取得の遅れを理由に退団しており、昨日にはアカデミーチームの解散が伝えられたばかりですが、これらはいずれもコスト削減の影響を受けたものだそうです。

チームはCreedアシスタントコーチも間もなく退団が発表される見込みのとのことですが、チームを去る人間はこれだけに留まらず、昨季MVPのLeaveも別チームでの選択肢を検討しているうちの一人という衝撃的な情報も含まれています。この他、Yveltal、Nisha、Faraway、Mmonkといったチームのコアメンバーも他のチームが興味を示しているそうです。

これらのコスト削減はハンターズの親会社であるHuya(動画配信プラットフォーム、傘下にはMildom運営のDouYu)によって直接指示されたものかは不明ですが、このリークが事実だとすると、チームのファンならずとも非常に気になるニュースといえます。

母体のHuyaの経営状況については定かではないものの、これまで財政難とは無縁と思われた中国のOWLチームの台所事情は必ずしも全てが順風満帆というわけではないのかもしれません。

来年以降OW2の正式リリースを控えているとはいえ、中韓含めたOW競技シーンの将来的な見通しはお世辞にも明るいとはいえず、OWLチームオーナーは最終レースの万馬券に賭けるような気持ちでOW2に期待しているというのが偽らざる心境ではないかと思います。

中国では今年6月までにヴァロラントの政府承認がされていますが(新規ライセンス発行も再開)、すでに現地では正式リリース前にも関わらず、ストリーミングや大会開催など大きな盛り上がりを見せており、チームのリソースをそちらに集中させたいと考えるOWLチーム所有のorgがあったとしても不思議ではありません。

追記:

昨年2月14日以降、NY市場でのHuya社の株価は約86%も下落しているそうで、親会社の経営状態がチームにも悪影響を与えているのかもしれません。

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