成都ハンターズはチーム顧問のRUI氏との契約を終了したことを発表しました。
【Announcement】
From now on, Chengdu Hunters ends the cooperation with the Honorary Advisor RUI (Xingrui Wang).Thank you RUI for your dedication to the team over the years, and wish you the best in the future.#ChengduHunters pic.twitter.com/aJbhsdKZta
— Chengdu Hunters (@ChengduHunters) April 14, 2022
RUI氏は昨季までハンターズのヘッドコーチを務めていましたが、健康面での問題を理由に辞任、その後、ファンからは絶大な支持を受けていたこともあり、チームのアドバイザーとして復帰していました。
親会社Huyaの経営状態から主力選手らの大量放出がリークされたハンターズですが、開幕目前でのRUI氏の退団はこれを裏付けるものと言えます。
動画配信サイトを運営するHuyaの経営状態については、過去10~20年間、中国のインターネット企業は政府の支援により急速に拡大したものの、近年は市場独占を許さない政府の政策転換により、税制面などで規制が強くなったことも影響しているのではないかとのNGAフォーラムのコメントも見られます。
そのため事業を拡大することもできず、撤退するしかないとなれば、Huyaとしても採算の合わない事業の縮小やコスト削減など、可能な限り損失を減らしたいという思惑があるのではないかと、上記コメントでは指摘しています。
中国のOWLチームはハンターズの他、杭州スパークを所有する動画共有サービスのBilibili、上海ドラゴンズを所有するゲームサービス運営のNeteaseがインターネット企業と言えます。NeteaseはBlizzardタイトルの現地運営でも知られています。
また、広州チャージを所有する能兴グループは、バブル崩壊が報じられる不動産事業を主に展開する複合企業です。