『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

オーバーウォッチリーグ:今季のスクリム前評判~NA編~

OWLシーズン開幕前のおなじみ、Yiskaの”Scrimbux”2が公開されたので、若干長めですがそのまとめになります。

Rumours From The ScrimCoin Metaverse – Who Is Top In NA?

Welcome back to the League season 5 scrimbux stock exchange… or really what’s left of it. We call it ScrimCoin now… Whatever. It’s a magical place, where the currency is made up and built on nothing but hushed whispers, inflated winrates and a completely new game.

メタ

アルファテスト開始当初はザリア、リーパー、ソジョーン、モイラ、ルシオの構成が多くプレーされていた。

ソジョーンはとても強力で、その当時は特にKai(アトランタ)が目立っていた。

その後、いくつかの調整を経てメタはより多様化し、4月前半はハルト、ルシオ、バティにDPSはメイとキャス、またはアッシュ/ウィドウ、トレーサーといったヒーロの構成が使われた。また、DVA/シグマ、2ヒットスキャン、バティ、ゼニヤッタのような構成も見られた。

そして今はドゥーム、ゲンジ、ソルジャー、アナ、ルシオといった構成を使うチームもおり、これらは、ザリア、ソンブラ、1ヒットスキャン、アナ、ブリギッテ/ルシオという構成のカウンターとして使われている。

上記のようなメタの試行錯誤の中でチームのパワーランキングもいくらかの影響を受けていると考えてよい。

最も重要といえる変化は、ゲームに若干の不確定要素が増したことだとする意見もある。1人少なくなったことでファーストキルの重要度が増し、1タンク化で無防備になったスペース狙う意表を突くピックに可能性を感じるようになった。

これらが5v5の固有の特徴なのか、チームがまだメタゲームの最適解を見つけていないだけなのかはわからないが、その結果として中堅チームが個々のマップなどで番狂わせを起こしやすくなっている。

多くのプロがOW1からOW2に比較的シームレスに順応しているが、一部のメインタンクは1タンク(実質オフタンク)への適応に問題を抱えていた。

一般的にオフタンクプレイヤーはより出場機会を増やし、メインタンクはプレー時間を減らしているが、これらは個々のチームや選手にも依存する。

リワークされたオリーサは二度もバフがあったにも関わらず競争力はなく、メインタンクはラインハルトだけがメタの一員として迎えられている。さらにはこれらのメインタンクヒーローもオフタンクプレイヤーがプレーすることすらある。

NAのトップ4

ダラスはスクリム開始当初はスタートが遅く、中位に位置していたが、これはチームがダラスに移動してきたばかりということが影響していた。落ち着くと彼らは自分たちのスタイルを確立しトップパフォーマンスを見せるようになった。

ダラスのHanbinはFearlessとポジションを争うことになるが、MVPに推す声もある。

グラディエーターズも昨季の調子を維持しており、NAベストのチームのひとつと見なされている。Patiphanに対する懐疑論は依然存在するが、それを払拭するほどにPatiphanはいまでも素晴らしく、そして成長を続けている。

グラディエーターズの選手層は質が高い上に厚く、ダブルヒットスキャン構成がメタになれば、彼らは致命的な存在になるだろうと予想する声もある。

アトランタは懐疑論も出てはいるが、大幅なロスター変更にも関わらず、トップチームとしての地位を維持している。特にルーキーのOjeeとUltravioletは完全に定着し、優勝争いをするだろうと予想する声も少なくない。

個人ではKaiが際立っており、リーグで最も優れたヒットスキャンという肩書を争うに相応しい存在。Hawkはどのタンクにも柔軟に対応できるパフォーマンスを見せ評価を高めている。

ショックの三連覇達成はならなかったが、O2 Blast勢の加入により、3度目の優勝の可能性はより高まっている。Properは前評判通りの選手で少なくともゲンジ、ハンゾー、トレーサーでは真のエリート。その上、それ以外のヒーローも非常に優れている。Properは「RoTYだけでなく、すぐにでもMVP候補になる」逸材。

Properの相棒であるKiloも非常に怖い存在であるにも関わらず、十分に評価されているとは言えない。ショックは最も恐ろしいDPSラインを擁している。

Viol2tはFunnyAstroほどではないものの、彼のルシオは合格点と言われている。今季はViol2tが幅広いヒーロープールをカバーするため、彼が高いレベルを維持できるかでチームの成績も決まるとの意見もある。

参照

脚注:

  1. スクリムでのインサイダー情報をもとにした各チームの前評判。
  2. スクリムでのインサイダー情報をもとにした各チームの前評判。
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