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オーバーウォッチリーグ:フロリダの「不正」なプレーについて

Overwatch League

5月8日に行われたOWLフロリダ対パリ戦で、フロリダ側のプレーに「不正な操作」があったとして、マップで勝利したフロリダの攻撃がやり直しになるという出来事がありました。

Florida Mayhem forced to repeat attack after winning Circuit Royal due to “illegal maneuver” from
Competitiveoverwatch

問題となった場面はサーキット・ロイヤルの開幕プレーで、この時フロリダは建物屋上に設置したアイスウォール+ポータルのTPコンボで見事に相手の裏を取りますが、これがOWLルールでは禁止されているエクスプロイトとみなされフロリダの攻撃がマップ終了後にやり直しになりました(再スタート後もフロリダのマップ勝利)。

このアイスウォール+TPの屋根越えコンボはプレイヤーの間でも定番コンボとして認知されており、redditでは度々動画も投稿されていました。少なくとも一般ユーザーの間ではエクスプロイト(バグ/グリッチの悪用)という認識はほとんどなかったように思います。

一方でしばらく前に、アイスウォールの屋根設置が一部修正されたこともあり(城マップA)、開発サイドの認識としてはバグか意図しない仕様だったのではないかと思われます。

リーグを統括するSean Miller氏は、今回のテレポートコンボは非常に面白いプレーであると使用に理解を示した上で、「通常のTPでは設置することができない場所にウォールを利用して設置すること」が禁止されていたことは、シーズン開始前にチーム/プレイヤー側に周知していたとのツィートを投稿しています。

対戦相手パリのAvalla GMによると、複数チームのスタッフからリーグに対してフロリダのプレーは禁止行為であるとの指摘があったそうですが、リーグはパリの判断を仰ぐことなくリスタートを決行したとのこと。少なくともパリ側のクレームによるリスタートではなかったようです。

今回の裁定に関してはファンの間でも賛否が分かれていたようですが、リーグのご意見番としても知られるボストンのHuK代表は、リーグ審判員の立場を尊重しつつも、ルールで禁止された行為かいなかに関わらず、プレーの革新性やファンの楽しみを奪うようなルールであれば、それは見直すべきであるとの見解を示しています。

参照

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