『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

オーバーウォッチリーグ:OWL/CDLは全チームで総額4億ドルもの参入費用の支払いを残している

Overwatch League
NEW YORK, NY - JULY 28: A view of the arena as Philadelphia Fusion play London Spitfire during Overwatch League Grand Finals - Day 2 at Barclays Center on July 28, 2018 in New York City. (Photo by Bryan Bedder/Getty Images for Blizzard Entertainment )

EsportsジャーナリストのJacob Wolf氏のリポートによると、OWL/CDLチームは現在も全チーム総額で3.9から4.2億ドルものリーグ参入費用をActivision Blizzardに支払う義務を負っているという。

Overwatch and Call of Duty League teams reportedly owe Activision Blizzard roughly 0 million in franchise payments

Teams reportedly owe a considerable amount for their franchise spots. League and Call of Duty League teams owe roughly $400 million in franchise payments, according to a report by Jacob Wolf. Activision Blizzard is reportedly “still owed between $390 and $420 million” from participating OWL and CDL teams after deferring payments for two years in response to the COVID-19 pandemic.

各チームごとに、全20チームのOWLが650~700万ドル、全12チームのCDLが平均2,250万ドルの支払いを残しているようだが、パンデミックによるホームスタンド開催中止の救済措置としてここ2年間は猶予されてきた支払いが今年に入り再開されている。

OWLに関してはオーナーの費用負担を軽減するため、都市部などで割高だった参入費用が大凡1600万ドル程度に一律平均化されているとのこと。2017年に参加した初期12チーム当初の参入費用は2,000万ドル、拡張8チームは2,700~3,500万ドルとも言われている2。つまりBlizzardは参入費用を大幅にディスカウントしたことになる。

同社のEsports部門を統括していたBrandon Snow氏は、残り支払い分の放棄も検討していたようだが、同氏は既に2月に退社しF1業界へと転身しており、MSによる買収が完了する2023年夏頃まで支払い条件が変わる可能性は低いと見られている。

スポンサー撤退や視聴率低迷で苦しい台所事情が漏れ伝わるOWLだが、参入費用の支払い猶予が2022年秋からさらに2024年へと延期されたとも言われており、ファンの間では、少なくとも各チームが残されたフィーの返済を終えるまでは、リーグも存続するのではないかとの楽観的な見方もある。

参照
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脚注:

  1. 当時は4,000万ドルとも6,000万ドルとも言われていた。
  2. 当時は4,000万ドルとも6,000万ドルとも言われていた。
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