[オーバーウォッチ2] 開発チームAMAまとめ(🔄11:00)-ウィドウメイカーについて / 現時点でマーシーにこれ以上の変更はない / ジャンクのグレネードにもメス / ランクのインフレについて / キャスディのマグネード変更を検討 他

Overwatch 2

本日redditのコンペサブ(r/Competitiveoverwatch)にて開催されているオーバーウォッチ開発チームによるAMAのまとめとなります。

現在、reddit側の問題による不具合のために閲覧できない状態となっていますが、復旧次第メモランダムに随時更新していきます。

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5v5におけるスナイパーについて:

Josh Noh氏の見解では、スナイパーは今のところかなり対策できていると感じているとのこと。その上で手に負えなくなることにならないよう注意深く見守っていくとしています。

曰く、良いことよりも悪い記憶が残るのは人間の性であり、スナイパーが圧倒したゲームほど記憶に残るものであるとしています。

ウィドウが有効な現在のマッププールは統計的にも4から5マップ程度、苦手からほとんど選ばれないマップも4から5程度とのこと。

ウィドウのワーストマップはプッシュのうちの2つとコントロールの3マップ。ベストは3つのペイロードと2とのハイブリッドだそうです。

このコメントを読む限りは開発陣としては現状の5v5環境下でのスナイパーメタにはとくに問題を感じていないようですね。この問題に関しては、プレイヤーの体験やストレスよりもデータを重視するということでしょう。


Josh Noh氏によると、現時点でマーシーにこれ以上の変更を加える予定はないとのこと。

しばらくはこの変更にプレイヤーがどのように適応していくのかを見てから再びレビューを行い、必要であればさらなる調整を行うとしています。

変更後のマーシーは勝率、ピック率でも大きな変化はなく、被ダメージが若干上昇した程度で死亡率も同じとのこと。パッチ前後でメタが大きく変化したにも関わらず、マーシー自体は全体的にあまり影響を受けていないそうです。



今季になってランクアップしやすくなったことについて:

その点については2つの理由があり、1つ目はシーズン4でSR減衰を廃止することから、それに合わせて今季はSR減衰を減らし、試合に勝ったときに取り除かれるSR減衰の割合を増やしたことが影響しています。これはOW2においてこれまでよりも早く真のランクに到達していることを意味します。OW2はOW1とは異なるメタゲームであり、OW1とは異なる技術や能力が重視されるため、一部のプレイヤーがOW1よりもOW2のランクが高くなるのは必然的なものです。

2つ目は最初の2シーズンで意図しないSRのデフレが少なからず発生したため、シーズン3ではその問題をほぼ修正しました。最高ランク(指摘されているGMなど)では、不正確な計算式もあり、過剰な補正がかけられていたこともわかりました。


More Junkrat nerfs could be coming says Overwatch 2 Hero Designer - Dexerto
A Reddit AMA comment from Blizzard’s Lead Hero Designer suggests another nerf could be in store for Junkrat in Overwatch 2.

ジャンクラットは地雷のナーフにより最高ランク到達率が3~4%ほど下がったそうですが、Alec Dawson氏によると、現在はグレネードの変更にも取り組んでいる模様。

グレネードが壁で跳ねる度にヒットボックスが小さくなる変更を試みているようですが、これには技術的に時間がかかるため、実装スケジュールなどは未定とのこと。

この変更によりジャンクと対峙するときの苦痛を和らげることができるとしています。


Alec Dawson氏によると、ソンブラとロードホッグには新たなアビリティを与える可能性があるとのこと。

一方で2人のどちらかに新アビリティを追加するとなると、時間がかかるため、シーズン3パッチに見られたような、現行アビリティを流用した小規模な変更になるだろうとのこと。


以前から何度か言及されているブリギッテのULTのリワークについて:

ラリーのリワークはいつ実現できるのかわからないほど多くの作業が必要とのことで、VFX、モデリング、アート関連の分野など多岐に渡るそうです。

Alec Dawson氏によると、次シーズンには実現できないかもしれないし、場合によってはその次のシーズンでもできない可能性もあるとのこと1


シーズン4で予定されている新サポートヒーローのアビリティについて尋ねられたAlec Dawson氏は、詳細については避けつつも、他のヒーローととてもエキサイティングな相互作用を持っているとのこと。

おそらく他の味方を活かすことに特化したアビリティを持っているのではないかと予想。


モイラの調整方針についてリード・ヒーロー・デザイナーのAlec Dawson氏がコメント。

モイラのダメージを出せるというアイデンティティは維持し(ほんの少し下方調整されているかもしれないが)、多くのプレイヤーにとってプレイしやすいピックであり続けるとともに、現在のプレイのフローを維持したいとのこと。

難しい課題であり、最終的にはどうなるかわからないが、もし進展があれば知らせたいとのこと。開発陣はユーティリティ性に欠けると考えているようです。

脚注:

  1. “such a change may not happen the next season or even the season after”
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