[オーバーウォッチ2] 【公式ブログ】OW2リリース以降約10万アカウントをBAN / 現在も毎週5千アカウントをBAN / マッチでのBattlenetタグ非表示を検討 他

Overwatch 2

本日、公式ブログが更新され、オーバーウォッチ 2での不正行為に対する取り組み「ディフェンス・マトリックス」に関するアップデートが報告されています。

「ディフェンス・マトリックス」アップデート:ポジティブな「オーバーウォッチ 2」を目指して:23934873

既に日本語ページも公開されていますが、以下、その引用と簡単なまとめとなります。

  • OW2ローンチ以降、世界中でチートを使用した10万アカウント以上にペナルティを科した。そのほとんどが永久BAN。
  • 毎週最大で5000アカウントをBAN。先日も大規模BANを実施。
  • 前回報告した、チート行為者とグループを組んでキューを入れたプレイヤーへのペナルティも継続。
  • もなくプレイヤーがお気に入りのヒーローを練習上達するための新たなシステムが登場予定。進捗状況により報酬を得ることが可能。
  • 悪質なボイスチャットを検知し警告するためのAIアルゴリズムを改良。
  • ライフウィーバーのトロール行為については、ライフグリップによる穴落下防止対策を実施しており、その他のアビリティについても監視している。
  • 配信者保護機能に加えて、同じロビーのプレイヤーにもBattlenetタグを非表示にする機能追加を検討中。
  • 通報の結果、悪質プレイヤーに対する措置を行ったことをする通知機能がここしばらく不具合のために一部プレイヤーに届いていなかった。

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「ディフェンス・マトリックス」アップデート:ポジティブな「オーバーウォッチ 2」を目指して

「ディフェンス・マトリックス」アップデート:ポジティブな「オーバーウォッチ 2」を目指して:23934873

「オーバーウォッチ 2」を公平で友好的な場とするための取り組み、「ディフェンス・マトリックス」の最新アップデートについてご紹介します。今シーズンは、現在チームが取り組んでいることや将来の目標、そしてどのように皆さんの力を借りてゲーム内のチート行為や不正行為への対策をしていくかを共有していきたいと考えています。

前回のアップデート以降、「オーバーウォッチ 2」を最大限楽しく、公平な体験にするという約束を果たすための目標を、よりわかりやすく定義づけるための時間を取りました。目的達成のための指針となる原則を確立させるのも、この目標の一貫です。ぜひ、プレイヤーの皆さんも今回取り上げる原理を「オーバーウォッチ 2」をプレイするときに取り入れてみてください!

フェアであることは、楽しいということ

 

第一の指針となる原理は「フェアであることは、楽しいということ」です。これは、「オーバーウォッチ 2」でチート行為は決して認めないという信念に基づいて決定されました。チート行為をするプレイヤーとプレイすることは非常にストレスが溜まりますし、参加者は楽しく公平なマッチをする機会を奪われることになります。「オーバーウォッチ 2」開発チームは、チート行為を特定し対策を取ることを決して止めません。プレイヤーの皆さんもまた、チームの取り組みに協力することができます!

チート行為発見に貢献する一番の方法は、通報です。通報することによって、本来なら検知することのできなかった問題にも光が当たります。私たちは常に新手のハックやチートを発見し「オーバーウォッチ 2」からブロックするための対策を続けています。皆さんが通報をすることで、チート行為をしているプレイヤーを特定し対応できるようになるまでのスピードが上がります。

ハックを止めるために

ゲーム内で使用者が有利になるような無許可のハックやハードウェアを使用しているプレイヤーへの対策も、私たちの責任です。「オーバーウォッチ 2」のローンチ以降、「エイムボット」や「ウォールハック」を含む様々なチートを使用していた世界中の10万アカウント以上にペナルティを科してきました。ほとんどの場合、そういったアカウントは永久BANされています。

ハックを止めるための施策には、チート行為をしているアカウントに対する定期的な一斉BANも含まれており、毎週最大5000アカウントほどBANしています。先日も、使用者が多く、広く使われているハックに対する大規模な一斉BANを行いました。他にも、無許可のハックに直接対応し、決して「オーバーウォッチ 2」で使えないようにするための対策を実行しました。

以上が最近実施してきたチート行為対策ですが、今後もチート行為対策は続けていきますし、進化させていきます。

フェアで誠実なチーム作り

「オーバーウォッチ」はグループでプレイするのが楽しいゲームです。私たちは皆さんがフェアにグループでプレイする環境作りを目指しています。その一方で、チート行為を行うプレイヤーとグループを組んで有利になれるようなことは阻止したいという考えです。以前のアップデートで、ハック等のチート行為を行っているプレイヤーとグループを組んだ状態でキューに入っているプレイヤーに対しても、ペナルティを実行し始めることをお知らせしました。

このポリシーを実施して以降、毎週相当数のアカウントアクションが行われています。私たちはこの対策によって、プレイヤーにフェアプレイを促し、自分が直接ハック使用していなかったとしても、チート行為を利用しないよう意識していただければと考えています。引き続きこの取り組みを発展させ、必要に応じて更にアクションを実行していきます。

スキルの上達を促す

ゲームに勝ち、色々なヒーローの腕前を磨いていくと、とても気分がいいですよね。間もなくプレイヤーの皆さんが好きなヒーローの扱いを練習し上達するための新たな方法が登場します。しかも、進行状況によって報酬がもらえます!現在は短期的なスキル上達方法として、毎シーズン新しいライバル・プレイ・モードを試行しています。今後に向けて、お気に入りのヒーローでのプレイが上達する方法を教える新たな手段を探っていきます。

プレイヤーの皆さんに上達するための手段を提供することによって、皆さんが自分自身のスキルで戦いたいと思い、ライバル・プレイでランクを上げながら気持ちよく成長を実感できるようにすることが目標です。

インクルーシブな「オーバーウォッチ 2」のために

 

チート行為対策は「ディフェンス・マトリックス」の重要な要素ですが、悪質な行為への対策もまた、取り組みの柱です。

悪質な行為に関しては、第二の目標にして指針となる原理、「『オーバーウォッチ 2』を安全で包括的な社会的体験の場に育て上げる」を定めました。内容としては、悪質な行為を探知、阻止、予防するためのシステムを実装しつつ、プレイヤーの皆さんにはすべてのマッチのチームメイトや対戦相手にフレンドリーでポジティブな態度で接するよう促すことです。

ボイスチャットのアップデート

「オーバーウォッチ 2」のローンチ直後、私たちはゲームに機械学習アルゴリズムを導入しました。これはゲーム内の悪質なボイスチャットを文字起こしして、特定する技術です。この施策は、今も悪質なチャットを特定するだけでなく、アクションを受けたプレイヤーに改善を促すのに役立っています。多くの場合、対象のプレイヤーはチームメイトに対するコミュニケーションが悪質であったことに気づいておらず、警告を送るとすぐに是正してくれています。チームはこの新技術の全体的な成果に満足しており、今後対応する地域や言語を増やしていく予定です。

悪質な行動の予防

チームは悪質な行動に対応し、改善を促すことが大事だと考える一方で、新たな悪質行為が生まれないようにすることも重要視しています。ライフウィーバーが来週ライバル・プレイに登場します。あらためてお願いですが、くれぐれも味方を妨害するためにアビリティを悪用しないようにしてください。すでに「ライフグリップ」には安全対策を行い、味方を穴に落とすことはできなくなっていますが、ほかのアビリティも含めて嫌がらせをするために使用されていないか監視を続けていきます。どのヒーローのアビリティであっても、ゲームを妨害するために使っているプレイヤーを見かけたら、できるだけ早く通報するようお願いいたします。

とはいえ、ライフウィーバーは「オーバーウォッチ 2」に登場したばかりのヒーローです。まだアビリティの上手な使い方を学んでいる途中のプレイヤーも多いでしょう。ライバル・プレイ環境ならなおのことです。アビリティの使い方を誤ったからといって、わざと味方を妨害していることにはなりません。ライフウィーバーが私たちのコミュニティの中で成長していくのを、できる限り寛大に、優しく見守っていきましょう。

悪質行為を防ぐための将来的な施策も進めています。前回のアップデートで、クライアント上の配信者保護機能を追加しました。これはコンテンツクリエイターの配信視聴者が、ゲームを妨害することを防ぐための機能です。第一歩としては有効でしたが、まだまだ課題も残っています。現在は、同じロビーのプレイヤーに対してBattleTagを非表示にする方法を追加する方向で検討しています。

ポジティブ・プレイで勝利をつかもう

最後に、開発チームは皆さん一人ひとりのコミュニケーションを制限することはできませんが、確かに言えることは、コミュニケーションがゲーム内のパフォーマンスに大きな影響をおよぼすということです。私たちが集計しているデータによると、味方に対して攻撃的な言動を取り始めたプレイヤーが勝つことはほとんどありません。

味方が思うように動いていなかったり、マッチに貢献しづらいヒーローをプレイしたりしていると、イライラしてしまうことは理解できます。味方にアイデアや戦略を提案することはいいことなのですが、責め立てても効果はありません。皆さんがプレイするすべてのマッチに共通する要素はたった一つ、皆さん自身です。ですから、常にマッチにポジティブな影響を及ぼせないかを意識し、不利な状況をひっくり返す方法を探っていくことをお勧めします。もちろん上手く行かないマッチもあるでしょう。ですが、上手く行った時は必ず何か得られるものがあります。

皆さんの通報の力

 

最後に、あらためて通報の大切さを強調したいと思います。

また、通報を行った結果悪質なプレイヤーに対するアクションが行われたことを知らせる通知が、不具合のため一部のプレイヤーに届いていなかったことも、あらためてお伝えしておくべきだと判断しました。現在、この不具合は修正されており、通報によってアクションが行われた際には通知が届くようになっているはずです。通報したプレイヤーに関する通知がなかったとしても、皆さんの通報はアカウントアクション実施に貢献していたり、「オーバーウォッチ 2」の新たな悪質行為の発見に繋がったりした可能性があります。

通報自体も、今まで以上に行いやすくなっています。4つの大カテゴリから1つを選び、通報する具体的な理由を選択するだけです。以前と同様、そのプレイヤーのどういった点が悪質か細かく記述するフォームも用意されています。

私たちはこれからも「オーバーウォッチ 2」をプレイヤーにとってポジティブな体験にするためのミッションを進めていきます。後日またあらためて、状況を報告させていただくこともあるでしょう。目標は果てしなく、終わることはありません。引き続きシステム、ルール、ゲームプレイを通して安全で、公平で、楽しい体験を開発していきます。

「オーバーウォッチ 2」を誰もが楽しくプレイできる場にするために協力してくれる皆様には大変感謝しています。いつもありがとうございます!

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