昨年12月に放送されたライブ番組「Twitch Makes Overwatch」では、開発チームがコミュニティと手を組み「オーバーウォッチ 2」史上まれに見る、野心的なコンセプトのマップ作りに取り組みました。シニア・コミュニティデベロップメント・マネージャーのアンディ・ベルフォード、アートディレクターのディオン・ロジャーズ、ゲームディレクターのアーロン・ケラーの3人は皆さんの声に耳を傾け、唯一無二のコントロール・マップを一から作り上げました。このユニークなマップの前には、あらゆるヒーローたちが手を焼くことになるでしょう。このたび、待望のマップが満を持して登場し、5月2日までの期間限定でプレイ可能になります。

ライブ配信のチャットでは、「水中都市の遺跡を利用したタロンの海底基地」といったアイデアが飛び出しました。TALANTISには各所にジャンプ台やエレベーターが設置され、コントロール・ポイントに向かうルートが5つ用意されています。ただし、高台から狙い撃ちされたり、水に突き落とされたりしないようご注意を。

TALANTISのブロックアウトはライブ配信の数時間で仕上げたものなので、付け焼き刃な部分もありますが、マップ制作のプロセスがよく分かると思います。「ブロックアウト」とは、すべてのマップ作りの基礎であり、簡単な図形を配置することで全体的なテーマやプレイスタイルを決める作業です。本来、マップを完成させるためには、何ヶ月もかけて複数のチームが協力しながら開発に取り組みます。今回は雰囲気を演出するライティングに、巨大魚の群れ、そしてドーム状の天井から流れ落ちる滝を配置して、想像力を刺激するような舞台を作り上げました。

正式なマップでは味わえないような、ユニークで斬新なプレイ体験がTALANTISで待っています。ルシオやファラはマップの至るところで敵を突き落とすチャンスがありますが、反対に高台を取られてしまえば格好の的となるでしょう。一方で、足元を通って敵陣に乗り込む道も用意されているので、奇襲にも注意が必要です。敵がどちらの道で攻めてくるか、見極めが肝心となります。一度ですべてのルートを開拓できなくてもご心配なく。3ラウンドはすべて同じマップで行われるので、戦略を試す時間はたっぷりあります。

「オーバーウォッチ 2」にログインして期間限定ゲーム・モードでTALANTISを試し、フレンドを誘ってカスタム・ゲームでマップを満喫してください。ライバル・プレイでは登場しませんのでご安心を。イベント終了後、TALANTISはお蔵入りとなり二度と日の目を見ない可能性もありますので、この機会にぜひお試しを。ユニークなマップ作りに手を貸してくださった皆さんに感謝します。TALANTISを思う存分楽しんでください！