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[オーバーウォッチ2] シーズン9に対する海外インフルエンサーらの反応-Jake「今回のパッチは脳汁出まくり」/ Jay3「第一印象はよいが修正は必要」他

Overwatch 2

大幅なバランス調整が実施されたシーズン9に対する海外インフルエンサーやストリーマーらの反応まとめです。

そのほとんどがトップレベルの実力を持つプレイヤーの意見なので、実際のコミュニティの反応とはまた違うと思います。

redditのメインサブやコンペサブの反応については、もう少し皆がプレーしてから別記事で取り上げる予定です。

今回の変更はロールによってもかなり意見が分かれると思うので、参考のためにそれぞれのメインロールも書いてあります。

以下、随時更新していきますが、新たらしいものから降順となります。

随時更新は終了しました。その他の反応については、改めて別記事か雑記で扱います。まだ保留中の人もいそうだからできれば明日以降パート2更新します。

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  • Jake(OWL解説/元リーガー/ロールはDPS)

今回のパッチの最初の感想:

今回の変更は気に入ってる。

キルに必要なショットが増えることで、よりインタラクティブな戦いになると思う。ショットが増えるということは、動きや連携を促すことになる。スパムが頭に当たっても追撃をかわすことができるし、不意を突かれた味方を助けることもできる。

物議を醸している弾丸サイズの変更についてだけど、そもそもこの「個人技で差をつけられなくなる」というスキル表現の喪失に文句を言うこと自体が愚かだと思う。

OWの移動は瞬間的ともいえる加速力があり、優れたキャラコンを持つプレイヤーはダメージの大部分を回避することができる。このゲームに登場するほとんどのヒーローが何かしらのユニークな移動能力を持っている。そして多くのヒーローがブープのような能力で攻撃的に相手のエイムを狂わせたり、防御スキルでターゲットを強制的に素早く変えさせることもできる。

ヒットボックスが「巨大になった」とか、エイムを合わせるのが「簡単になった」ことを示すために、練習場のボットを的にするのは、不愉快なほどの愚かさを感じる。実際の試合で敵が反撃してきたときに(ブープ、スピードブースト、背後でのブリンクなどなど)エイムがどのように感じられるかといったリアリティとはまったくかけ離れている。

つまり、OWのエイムはかなり難しい。個人のスキル表現を失わずにエイムをしやすくできる余地はまだたくさんあるということ。

全体として見れば、これらの変更は、普通に考えれば、キルに必要なショット数が多いほど、安定して当てられる高度なスキルを持つプレイヤーに有利であり、報われることを意味する。1発のラッキーショットで倒すことなどできない。回避して反撃してくる相手に対して安定してショットを当て続ける必要がある。

だけどそんなこと以上にこのゲームがもっと楽しくなっている。僕が10年以上キルタイムを競うFPSをプレーしてきた理由は単純で、すごいプレーや信じられないようなショットを次から次へと繰り出すことが大好きだからだ。今のオーバーウォッチはこういったショットをより安定したものにしながら、それらを組み合わせて何度も続けていくことがゲームでうまくやるためには必要になってくる。

要約すると、ヒットエフェクトが出す脳汁の量が今はもっと増えたということだよ。

元ソルジャー/ジャンクメインのJakeだけに、今回の変更はかなり気に入ってるみたいですね。

今回の変更は総じてDPSプレイヤーの評価は高いようですが、タンクやサポートのように立場が違えばまた評価も変わってくるかもしれません。


  • Jay3(人気OWストリーマー/元プロ/ロールはダメージ)

Jay3のこれまでのシーズン9感想:

もっとヒーローのバランス調整をする必要がある。一部のヒーローがまったく役に立たずで残念。言いたくはないけど、ドゥームもそのひとり(笑)。オリーサはめちゃくちゃ怖いけど。

当たり判定については、事前情報を見たり読んだりした後では、もっとひどいことになると思っていたが、そんなに悪くはないと思う。ただ、いくつかは修正の余地があるね(ジャンクやマーシーみたいに2人の弾サイズは壊れてる)。最初の数時間はHPバフで頭が混乱したよ、明らかに違和感があった。慣れるしかないけど、おかげでジャンクやハンゾーの事故率が減ったのは嬉しい。

やっとフレンドとスタックできるようになったのも嬉しいね(※グループ編成ルールが一部変更)。ここしばらくのオーバーウォッチの中で一番楽しかった。皆がゲームに勝つためにコミュニケーションをとっていたし、キューもかなり早かった。もしかしたら「新シーズン」だからかもしれないけど、今のところは楽しい。

開発は試合前の平均ランクの表示を修正する必要があるね。左上ではなくてOW1みたいに各チームの上。戦績のランク表示も好きじゃない。

とにかく、10時間配信したここまでの僕の見解はといえば、第一印象は良いが間違いなく変更と修正は必要。いくつか忘れていることがあるかもしれないが、今のところはこれが僕の考え。


  • Hiku(ゲンジメインのコンテンツクリエイター/ロールはダメージ)

コンテンツクリエイターとしてのゲンジシーズン9雑感:

DPSパッシブはとてもよい + 弾丸サイズUP

ワンショットコンボは可能だが、全体的なHPが増えたので難しくなった

竜撃剣の使用感やフローは最悪、これでは切り抜きも台無し

シーズン9はナノゲンジよりドライゲンジ(ナノなし)のほうがよくなっているかもしれない

ゲンジは派手なプレーのモンタージュの象徴だったが、シーズン9は総じて見るのもプレイするのも退屈になりそう。竜撃剣には次々とターゲットにダッシュして流れるようなキルでドーパミンが出てくるようなプレーはもうないだろう。

自分はプロとしてではなく、コンテンツクリエイターの視点から話している。もちろんゲンジはシーズン9でほかにも変わったことはあるが、僕にとって楽しいと感じることについて話すのは意味があると思っている。ブレードのダメージを120にしてくれれば最高なんだけど


  • Reinforce(OWL解説者/元プロ/ロールはタンク)

シーズン9を20試合消化した後の第一印象:

ゲームはよりDPS中心になり、素の回復力は悪化している(誰が予想できただろうか)。アッシュ、ソルジャー、トレーサーが強い。チームに優秀なダメージプレイヤーがいれば、以前よりもそれがはっきりとわかるようになった。

タンクプレイヤーはプレイスタイルを変えて、コーナーやオブジェクトなどを使ってDPSパッシブを緩和させる必要がある。以前はもっとプレイメイクしてキルを狙うこともできたが、今は生き残ってチームの勝利を支えていくことが重要。ポークやボディタンク(盾ではなく体で受ける)することも可能だが、以前ほど使うことはできない。その結果なにかしらの軽減手段を持つタンクが強力になったと思う。

シグマのグラスプやシールドはグッド。ハルトのシールドもOKだが、ラマットラをプレーしたほうが良い。DVAはマトリックスと弾丸サイズ変更による火力UPでダイブマップでは良いかもしれない。

回復系サポートはあまりよくないように思えるが、ユーティリティ系サポートのほうがよいかもしれない(ゼニの不和、アナのダーツ/阻害、バティの芋/マトリックス)

少し早すぎるがメタの予想はシグマ/バティによるポークの増加


  • AVRL(OWL実況解説/ロールは不明)

S9は弾のサイズを大きくしすぎたのではないかと思う。パッチノートを読んだだけでは、それがどこまで大きいか分かりにくかったが、はっきり分かるようになった今、それは正気の沙汰ではない。


  • Bowie(ハルトメイン配信者/ロールはタンク)

ランクマッチの質は同じだね、なにも変わってない

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