海外esportsメディア「GGRecon」によると、OWCS EMEA/NA地域の運営を担当するFACEITが、同組織が運営するFACEITリーグと今夏のEsports Woldcupで、「ヒーローBAN」の導入を検討していることが明らかとなりました。
Report: FACEIT is strongly considering implementing Hero Bans as soon as next week
以下、この記事のまとめ情報になります。
FACEITは過去数ヶ月間に渡りヒーローBANに関するフィードバックを収集しており、早ければ来週開催されるFACEITリーグ、さらに今夏にサウジアラビアで開催されるEsports Woldcupへの導入を検討している。
FACEITでは、既に同プラットフォームとゲーム内でヒーローBANの導入が可能なシステムがサポートされている(関連記事)。
伝えられたところによると、現在の案では両チームがマップごとに1人のヒーローをBANできるようになっている。このBANは相手チームにのみ影響を与え(非対称BAN)、各チームが同じ試合(シリーズ)で同一ヒーローを複数回BANすることはできない。
両チームが同時に同じヒーローをBANすることは可能で、その場合はそのマップではBANされたヒーローが出てこないことになる。
マップごとにBAN回避ヒーローを選択することが可能。シード順位の高いチームは後出しで回避ヒーローを選択可能。次のマップでは敗者側が後出し権利を得る。
FACEITはこのシステム導入により、「オーバーウォッチの競技面での多様性を高める」ことを目指しているとのこと。
FACEITリーグのレギュラーシーズンでこのシステム導入を検討しており、早ければ4月29日から開始される可能性がある。
ただし、FACEIT広報はすぐにこのシステムを導入する予定はないと回答しており、一方でBlizzardは現時点ではこの件に関して共有できる情報ないと述べるに留まっている。