[Overwatch] 現役最強スナイパー”Kephrii”氏に聞くウィドウメーカーの現在

現在、オーバーウォッチ最高の狙撃手との呼び声も高い、Brian ‘Kephrii‘ St. Pierreさん。実は退役軍人だそうで、Halo 5の元プロ選手としても活躍し、OWリリース後は短期間ながらTeam Lequidにも所属していました（現在はフリー）。

そんなマルチな才能のある、Kephriiさんが、ナーフ以降厳しい立ち位置にいるウィドウメーカーについて語るインタビューを見つけたので、ごく一部ですが興味深いコメントだけ抜粋編集してあります。

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-ウィドウメーカーのランクマッチでのピック率はシーズン1ほどではないけど、その理由はカウンターヒーローの変更やナーフによるものだと思う？それとも何か別の理由があるのかな？

：6月に当たったパッチの3つの変更点、特に言うとある1つの変更によって、ウィドウメーカーのピック率が激減してしまった。それは彼女がスコープを覗き直す際に、スコープを外すアニメーションが完全に終了しないと、次のスコーピングができないというものだった。ウィドウメーカーの動きはとてもスローで、鈍くて、スコーピングアニメーションはぎこちない。あのパッチが当たってから24時間も経たないうちにウィドウメーカーをプレーする人はいなくなってしまったよ。今のメタはDive Comp（2-2-2）やTank meta（3-3）のように機動力の高さが要求されるけど、ウィドウメーカーにはそれに対応して生き残れるだけの十分な機動力も火力も足りない。

– バランスという観点から、現在の彼女のゲームでのポジションは妥当だと思う？もしくは開発に彼女を強化してもらいたいと思う？

：バランスという観点で言うなら今の彼女の状況はフェアとは言えないね。ブリザードにも是非彼女を強化してもらいたいと思うよ。彼女にパッチを当てるのがどれだけ難しかったかは理解してるしある種の同情も感じてるけどね。

-彼女が再びメタゲームでスポットライト浴びるにはどんな変更が必要だろう？

：もし、僕が彼女にパッチを当てるとしたら、まずはフィードバック用の変更として、PTRではフックのクールダウンを12秒から10秒に減らす。スコープイン/アウトのアニメーション時間を25%短縮する。一方で、インフラサイトのチャージに必要なコストを10％増やす。これだと、もしかしたら彼女の機動力が上がりすぎてしまうかもしれないから、あくまでもPTRでの変更としてフィードバックを求めていけばよいと思うよ。