[OWCS]「Dallas Major」大会視聴者数は昨年のメジャーよりも大幅増加、公認ミラーはta1yo氏が事実上のトップを記録

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Image: Esports Charts

先日、Crazy Raccoonの優勝で幕を閉じた『OWCS Dallas Major』大会の視聴データが明らかとなりました。

今大会期間中のピーク視聴者数は12万5,146人、平均視聴者数は9万7,363人を記録しています。

最もピーク視聴者数が多かった試合は、大会2日目のToronto Defiant対Crazy Raccoon戦の12万2,515人でした。上記の最高ピーク視聴者数12万5,146人と数字が異なる理由は不明です。

2位と3位はCrazy Raccoon対Team Falcons戦となりますが、いずれも最終日のグランドファイナル決勝とアッパー決勝で対戦してるため、それぞれのどちらのピーク視聴者数かは不明です。

グランドファイナルより2日目のピーク視聴者数が多かった理由としては、地元NA勢がトーナメント早々に敗退したことやグランドファイナルで同一カードが続いたこと(OWCS Asiaを含めるとCR対TFL戦は4回目)、初日に発生した長時間の配信トラブルで配信時間が大幅に伸びたことにより、多くの視聴者が大半のTwitch Dropsを手にしていたことも、大会後半の視聴者数が伸び悩んだ理由として挙げられます。

昨年同時期に開催されたメジャートーナメント「OWL Midseason Madness」との比較では、ピーク視聴者数で約4万人も増加しています。

この点に関しては、昨年はYoutube配信で制限のあった公認ミラーがTwitch移行で大幅に緩和され、多くの人気ストリーマーが公認ミラーを実施した影響が大きいと思われます。

累計視聴時間は昨年からほぼ倍増しており、配信トラブルで配信時間が伸びたものの、それを考慮してもかなりの伸びを記録したことになります。

ただし、昨年はライブ配信としては弱いとされているYoutubeのみの限定配信だったことや、ミラー配信に制限があったことを考慮すると、実際のエンゲージメントは昨年と同等か、それよりも落ちている可能性もあります。

ピーク視聴者数が最も多かったチャンネルはOW_Esports公式チャンネルで4万8,391人、2位がOWキャスターのLegdayで1万7,381人、そして3位がta1yo氏で1万4,675人でした。

Legdayに関しては、OW_Esports公式からのレイドで記録した数字であることから、実質ta1yo氏のチャンネルが最もピーク視聴者数が多かった公認ミラーと言って差し支えないと思います。

また、言語別では英語に次いで日本語が2番目に多い言語だったことも明らかになっています。アラビア語圏での視聴者も急増しており、Crazy RaccoonとTeam Falconsのオーナーがそれぞれ日本とサウジアラビアを拠点にしていることも影響したのではないかと思われます。

尚、Twitchでのサービスが終了した韓国ですが、今回の視聴データには、韓国内のAfreecaTVとCHZZKのデータも含まれており、Twitchでは韓国語での公式配信も行われています。

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