[OW2] 開発者「今のシルバーはOW1リリース時のゴールドを簡単に打ち負かすだろう」-シーズン12のランク分布データが公開

Overwatch 2

開発エンジニアのモーガン・マドレン氏からシーズン12終了間際となったランクの分布データが公開されました。

こちらはポストのグラフにRedditユーザーがピクセル基準で分布率を追加したデータになります(参照)。

以下、このポストに関する同氏のコメントまとになります。

このグラフは過去1ヶ月間、各ロールで認定以外のランクを1戦以上プレーしたプレイヤーの最後の試合のランクに基づいている

シーズン12は2回目のランクリセットがあったが、プレイヤーの分布はさらに広がっている。時間の経過とともにさらに数人のプレイヤーがトップランク(GMとチャンピオン)に到達することを期待している

分布曲線がどのように機能するかについては、混乱を避けるために言うと、ランクの分布はプレイヤーの基礎となるMMRを表したものであり、これは正規分布に似ている。曲線の中心はゴールド2に位置している

これがなにを意味するかというと、ゴール2以上のプレイヤーが1人いれば、必ずゴールド2以下のプレイヤーが1人いることを意味する(誰かの勝利は誰かの敗北となるため)。つまり、全員がプラチナになることは不可能であり、プラチナが存在するためにはシルバーも存在しなければならないということ

この曲線はプレイヤーベースで相対的なデータであり、エイム、フィジカル、ゲーム理解度の点で今のゴールド2になることは、OW1リリース時のそれとは意味がまったく異なる。今のシルバープレイヤーは2016年のゴールドプレイヤーを簡単に打ち負かすことができると思う

あえて辛口に言うなら、これはほとんどのプレイヤーが現在のランクで「行き詰まてっている」わけではないことを意味する。厳密に言えば、「行き詰まりから抜け出す」ということは、実際には向上していることが必要になる。プレイヤーベース全体が着実に向上しているため、ランクを上げるためにはほかの誰よりも早く向上する必要があるということ

Q&A:

– OW1では平均がプラチナ/ダイヤ帯だったのではないか?

正確な割合は時とともに変化しているが、ゴールドは常に最も人口が多いランクであり分布の中心にいる

– これは全機種を含むデータか?それとも特定のプラットフォームか?

これには全てのプラットフォームが含まれる。PCとコンソールの分布は非常に似ている

– このプレイヤーのランク分布に満足しているか?シーズン13でこの分布を変えたいと思うか?

既に述べたように、トップランクに到達するプレイヤーがもう少し増えてほしいが、最終的にはこの分布はプレイヤーの期待に応えるものであり、個人的な感想としては、かなり上手くいっていると思う

————

以下は参考までに、1年ほど前に公開されたOW2のランク分布と2018年に公開されたOW1のランク分布データです。

OW2ランク分布OW1ランク分布
Bronze – 10.24%Bronze – 8%
Silver – 19.10%Silver – 21%
Gold – 26.89%Gold – 32%
Platinum – 26.22%Platinum – 25%
Diamond – 12.26%Diamond – 10%
Master – 3.86%Masters – 3%
GM – 1.42%GM – 1%

2023年

2018年

2023年のPCランクの分布を見ると、現在はゴールド帯により人口が集中していることがわかります。

補足:[オーバーウォッチ2] 【公式】ランクマッチ改善点と今後の展望ー公式ランク分布、GM帯増加とブロンズ5幽閉緩和の検討
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