先日のOWCS World Finalsを制したTeam FalconsのHanbinが、自身の配信で同大会を振り返るレビューを行っていたようで、そのまとめがRedditにポストされています。
FinalsではTeam FalconsとCrazy Raccoonがアッパー決勝とグランドファイナル決勝で対戦、いずれもFaloconsが勝利を収めています。
今大会では、ほとんどの試合でマウガ/リーパー/エコー/ジュノ/ブリギッテ構成が軸として採用されています。
HanBin’s OWCS World Finals review summary (at chzzk, 2024. 11. 29 KST)
byu/Big_Efficiency1904 inCompetitiveoverwatch
※ポスト主によると、あまり英訳が得意ではないそうで、実際のHanbinのコメントとニュアンスや内容が異なる場合があります。
今大会のメタは自分がプロとしてやってきた中で最も難しいメタだった
チームのスクリムのパフォーマンスはそれほど良くはなかった
あらゆるメタにおいて、速いテンポでプレーしたほうが有利な場合と、そうではない場合があるが、今回は速いテンポでプレーしたほうが有利に進めることができた
同じヒーローをプレーする場合でも、メインタンクを使えるかどうかで、どのプレイヤーが起用されるかは変わってくる(例えばオアシスやエスペランサはメインタンク(※ウィンストン)が使えるSmurfが出て残りはHanbinが出場した)
Hanbinは作戦や両チームのULT状況を把握しながら安定したプレースタイルを追求していく傾向があるが、Smurfは直感的なフィジカルを活かしたプレースタイルでリスクはあるがその見返りも大きい
(Hanbin「Smurf!タンクはもっと安定したプレーをする必要がある!」/ Smurf「何言ってる?ドーパミンを出せばそこで勝負が決まる」)
Faloconsのメタの解釈としては、このメタの核はリーパー。マウガが敵陣に突っ込んでデスしたとしても、リーパーさえ生き残れば勝てる
オアシスとキングスロウはゲンジとリーパーを採用する予定だったが、当日にリーパー/エコーに戦略を変更し、Stalk3rはスクリムでのデータがない状態でエコーをプレーせざるを得なかった
多くの人々がFaloconsとOWLダラス・フューエルが似ていると言うが(※Hanbin、Fielder、Chiyoは元ダラス)、テンポ自体は似ているが、ダラスがタンクのキルで展開していくのに対して、Faloconsはテンポを見定めダメージディーラーがキャリーしていくチーム
今回のメタでHeesangはフランク寄りでプレーし、エコーでジュノを狩り続けていたので、リプレイでHeesangのポジションやしかけのタイミングを分析した。そのおかげでStalk3rは決勝でHeesangを圧倒することができた
指示やコールはProperかFielderが出していた(Properが多かったように思う)。HeesangエコーのULTトラッキングに関しては対面のStalk3rが行っていた
自分がHeesangの立場だったらStalk3rのエコーにフラストレーションを感じていたと思う。それくらい彼のエコーは素晴らしいパフォーマンスだった
FinalasではHeesangエコーがStalk3rに徹底的にマークされ、Stalk3rエコーはリーパーを積極的にコピーしていましたが、それも事前の研究の成果だったのかもしれません。