人気OWポッドキャスト「Plat Chat」に出演したOWコーチ兼コンテンツクリエイターのOice氏のコメントから、OWCSでは来シーズンからヒーローBANが導入される可能性が浮上しています。同ポットキャストはヴァロラントシーンでも人気のポッドキャストとして認知されています(OW版が元祖)。
Ocie pretty much confirms Hero Bans are happening in OWCS on Plat Chat
byu/PoggersMemesReturns inCompetitiveoverwatch
ヒーローBANについては、今夏のEsports World Cupで採用された独自のヒーローBANルールが好評だったことや、先のOWCS World Finalsで、マウガミラーがほぼ全試合で展開され、一方的な試合も多かったことから、ファンや識者の間でその導入を求める声が高まっていました。
これに反対の立場を取っているのがOcie氏ですが、ヒーローBAN導入の是非をめぐる議論では以下のようにコメント。その内容から来季OWCSではBANシステムが採用されるのではないかとの見方が強まっています。
ええ、私はヒーローBANには反対です。しかし、その前に、率直に言ってヒーローBANはおそらく実現するでしょうし、私もそうだろうと考えています。直接それを確認したわけではありませんが、私が話したシーンで重要な立場にある人や決定を下す人々が既に決断していることは明らかだと思います。ただ、具体的な導入方法については完全に決まっていないこともわかっています。来季のBANシステム導入が明白な状況で、ここでそれを導入すべきかどうかについて議論することはあまり意味がないと思います
その後、Ocie氏はヒーローBAN導入に反対する主な理由として、チームが最高レベルまで磨き上げてきた構成をヒーローBANが実行不可能にすることで試合のレベルが下がることを挙げていましたが、上記の発言も踏まえると、同氏としては、来季のヒーローBAN実施は避けられないものであることを示唆しているように思えます。
今年8月に行われた、Blizzard主催ではないEsports World Cupでは、独自のヒーローBANルールが採用されており、欧米チームが韓国強豪チーム相手に善戦や勝利を収めるなど、エキサイティングで競った試合とバラエティに富んだ構成が見られ、ファンの間では競技シーンへの正式導入を求める声も少なくありませんでした。
尚、仮にOWCSでヒーローBANシステムが採用されたとしても、ランクマッチやアンランクのようなゲーム内のコアモードでBANが導入されることはまずないと思われます。