本日、オーバーウォッチ2はライブサーバーにアップデートが適用され、2024年12月11日付けのパッチノートが公開されています。
正式実装された新ヒーローのハザードが先行プレイから大幅に調整された他、ドゥームフィスト、マウガ、オリーサ、ラマットラ、ウィンストン、アッシュ、ファラ、ソジョーン、ソルジャー、シンメトラ、トールビヨン、ベンチャー、バティスト、ブリギッテ、イラリー、ルシオの総勢17名に調整が入っています。
この他、調整面ではダメージのロールパッシブに変更が入ったほか、弾丸サイズが一律縮小化されています。
また、シーズン14では6v6のロールキューのテストプレイと「ウィンター・ワンダーランド2024」イベントが開催されます(6v6は来週から)。
既に日本語パッチノートが公開されているので、以下、その引用となります。
[オーバーウォッチ 2] 2024年12月11日配信パッチ内容のおしらせ
シーズン14「ハザード」
抑圧された世界の解放を目指す、スコットランド出身の熱きアナーキスト「ハザード」が、ついに新タンクヒーローとしてデビューしました!現在の「オーバーウォッチ 2」に初代「オーバーウォッチ」の「2-2-2」構成が融合した6v6ロールキュー・イベントにも注目です。今シーズンの新ミシック・スキンは、北欧神話のあの伝説のハンマーを得物とするラインハルト用「トール」。ミシック・プリズムをプレミアム・バトルパスで集めることで、この「トール」をはじめとするミシック・アイテムをアンロックできます。プレミアム・バトルパスではほかにも、5種類の新レジェンダリー・スキンなどの豪華報酬を配信しています。過去と現在が融合した新感覚のゲームプレイ、革新の新ヒーロー、そして新カスタマイズ・アイテムの数々をお楽しみください。シーズン14には、あなたの「欲しい」がすべて詰まっています。
ウィンター・ワンダーランド2024
ホリデー・シーズンの恒例イベント「ウィンター・ワンダーランド」が、今年も「オーバーウォッチ 2」にやって来ました!「メイの雪合戦」や「フリーズソー・エリミネーション」などの冬定番の人気モードを楽しめるほか、ウィンター・カジュアルに身を包んだハンゾーのスキンなどの限定報酬を入手できるチャレンジにも挑戦できます。1月7日までの期間限定です。
6v6ロールキュー・エクスペリメント
「オーバーウォッチ 2」が見せる、さらなる可能性 – 6v6ロールキュー・エクスペリメントは、初代「オーバーウォッチ」の懐かしの6人編成チームと、現在のゲームプレイが融合した限定モードです。「オーバーウォッチ 2」の基本的な要素はそのままに、現在のヒーローやアビリティのパフォーマンスをかつての構成で確かめられます。
ヒーロー・マスター:アッシュ
アッシュのコースの配信が1月15日にスタートします。トレーニングを重ねて腕を磨き、ライフルの命中率やボブのキル数をさらに上げましょう。
ヒーローのアップデート
ダメージのロール・パッシブ
- 阻害の持続時間を2秒から3秒に延長
- 回復量の減少率が20%から25%に増加
弾丸サイズの一律拡大
- ヒットスキャンの弾のサイズ(大)が0.08メートルから0.07メートルに縮小
- ヒットスキャンの弾のサイズ(小)が0.05メートルから0.04メートルに縮小
- 投射物のサイズ(大)が0.15メートルから0.12メートルに縮小
開発者コメント:継続的なダメージが戦闘に及ぼす影響を大きくするべく、戦闘中の回復を遅延させるダメージのロール・パッシブの効果を高めました。これにあわせて、即時着弾するヒットスキャン系の弾と、着弾まで若干の時差がある投射物の両方を当てにくくしています。
タンク
ドゥームフィスト
開発者コメント:〈ロケット・パンチ〉の壁への叩きつけ攻撃が有効になる角度を広げた結果、同攻撃の信頼性が大幅に上昇しましたが、その分、ドゥームフィストの脅威度もかなり大きくなっています。これを考慮し、〈サイズミック・スラム〉の性能を削ることで、ドゥームフィストの生存力をある程度抑えることにしました。
- 衝撃波の範囲が18メートルから15メートルに縮小
- クールダウンを6秒から6.5秒に延長
ハザード
開発者コメント:例のトライアルでは、皆さんから肯定的なご意見を多くいただきました。パフォーマンスは想定よりも若干下回っていましたが、多くの方にハザードのことを喜んでいただけて、私たちも何よりです。今回はパフォーマンスの向上を狙って、メイン攻撃の〈ボーン・スティング〉の威力を高めました。棘のダメージが上がった分、以前よりも一貫した威力で確実なキルに繋がりやすくなります。そして〈スパイク・ガード〉は、3人称視点で展開される関係上、適切に機能していないと感じられる場面があったため、同アビリティの防御アングルを広げました。もちろん、〈ボーン・スティング〉の威力が上がり、〈スパイク・ガード〉の防御も広がったので、その分〈スパイク・ガード〉の攻撃力はわずかに減らしています。これらの調整と並行して、〈ジャギー・ウォール〉にも変更を加えました。同アビリティの影響力を高めると同時に、壁のノックバックを頻繁に受けていた相手のストレスを最小限に抑えるべく、ノックバックが再度発生するまでの所要時間を延ばしています。
- 棘1本あたりのダメージが6.75から7.5に増加
- 中心から放たれる棘の軌道がランダムで逸れていく仕様を削除しました。今後は中心の棘を直線上に発射できます
- 同アビリティの防御アングルが104度から180度に拡大
- 1秒あたりのダメージが75から70に減少
- 切り裂き後にメイン攻撃またはクイック近接攻撃を発動できるようになるまでのリカバリー時間を0.3秒から0.5秒に延長
- 壁のライフが350から400に増加
- ノックバックのダメージが40から50に増加
- 同じターゲットにふたたびダメージを与えられるようになるまでの間隔を1.5秒から1.75秒に延長
- 空中で発動した際の運動量の減少率が90%から50%に減少
- 〈クライミング〉に対応する障害物の最低高が1.75メートルから1.25メートルに縮小し、小さな障害物をより確実に登れるようになりました
マウガ
開発者コメント:前回、〈オーバーラン〉を調整した甲斐もあり、マウガのプレイスタイルはさらにアクティブになりました。マウガの耐久力も〈オーバーラン〉の調整後、それなりに上がったので、アーマーの一部を基礎ライフに変換して戻すことで、生存力のバランスを取りたいと思います。
- 基礎アーマーが200から150に減少
- 基礎ライフが375から425に増加
オリーサ
開発者コメント:〈フォーティファイ〉から〈フュージョン・ドライバー改〉の熱量を減らす機能を削除した結果、同アビリティの1ショットの重要性が高くなるというメリットが生まれました。もちろん、オリーサが必要以上に弱体化しているので、アーマーの強化こそしますが、この方向性自体は維持したいと思います。今回は〈テラ・サージ〉に改善の余地があると判断し、同アビリティで引き寄せられる範囲も広げています。ただし、遠くの敵が範囲外へ脱出できる余地が狭まらないよう、ダメージの範囲は広げていません。
- アーマーが300から325に増加
- 基礎ライフが175から150に減少
- 吸い寄せる範囲が8.5メートルから10.5メートルに拡大
ラマットラ
開発者コメント:高速移動している相手へより効果的に対処できるよう、〈貪欲な渦〉を強化しました。ただし、ラマットラの位置をずらしつづけるようなアビリティ(例:ラインハルトの〈チャージ〉やD.Vaの〈ブースター〉)への効果はあまりないので、注意が必要です。
- ターゲットの水平方向への移動を阻害できるようになりました。ただし、この効果は力場の影響を受け始めた直後に限られます
- 射線上のバリアを無視して設置できるようになりました
ウィンストン
開発者コメント:〈ジャンプ・パック〉由来のダメージを上げて、ターゲットの間近へ飛び込んだ際のメリットを大きくしました。飛翔する距離が長くなるほどダメージが減少していく仕様は、そのままにしています。
- ダメージが50から60に増加
ダメージ
アッシュ
開発者コメント:ジャンクラットの〈スティール・トラップ〉といった拘束系のアビリティで移動を制限されると〈コーチ・ガン〉を撃てなくなるという矛盾を解決しました。今後は、拘束系のアビリティを受けていても、敵を吹き飛ばせます。ただし、この状況下で撃っても、アッシュ自身がノックバックされることはありません。
- 拘束系のアビリティで移動の制限を受けている最中にも発射できるようになりました。ただし、アッシュが反動で動くことはありません
ファラ
開発者コメント:ファラは現在、その高い飛行能力とバースト・ダメージゆえに、多くのヒーローにとって対処が難しい存在です。水平移動のクールダウンを増やしたので、少しだけではありますが、使用時のポジショニングやタイミングを慎重に検討する機会が多くなるでしょう。
- クールダウンを8秒から9秒に延長
ソジョーン
開発者コメント:最近のパッチでエネルギーのチャージ率を調整し、〈ディスラプター・ショット〉を強化したとはいえ、やはりサブ攻撃の影響力が弱いため、「レールガンを駆使したゲームプレイ」を持ち味とするソジョーンの存在意義が薄れてきています。今回のパッチでサブ攻撃の威力をある程度戻しましたが、ソジョーンが強力になりすぎることがないよう、パフォーマンスの変化には十分に注視していくつもりです。
- これまで1~100だったサブ攻撃のダメージ・スケールを20~120に増加
ソルジャー76
開発者コメント:ソルジャー76のパフォーマンスには改善の余地があると判断し、ダメージのロール・パッシブの調整と並行して、〈バイオティック・フィールド〉の使用機会を増やしました。
- クールダウンを18秒から15秒に短縮
シンメトラ
開発者コメント:シンメトラのパフォーマンス自体はとても優れていますが、彼女独自のアビリティを活用したチーム連携をさらに促進するべく、〈テレポーター〉の耐久値を上げました。
- シールドの基礎ライフが200から250に増加
トールビョーン
開発者コメント:攻撃力はそのままにタレットのパフォーマンスを改善するべく、タレットの設置スピードを上げました。今後は「オーバーウォッチ 2」のハイテンポなゲームプレイにより適したペースで、タレットを再設置できます。あと、こちらの不手際ではありますが、ライフ量の全体的な増加にあわせて〈フォージ・ハンマー〉のダメージを上げるべきところを見落としていたため、今回のパッチで対処しています。
ダメージが55から70に増加
- 設置時間を3秒から2.5秒に短縮
- 基礎ライフが225から250に増加
ベンチャー
開発者コメント:今回の調整は、快適性の向上を狙ったものです。皆さんがよく空中へダッシュしながら〈バロー〉を発動する点を踏まえて、これまで条件に応じて異なっていた〈ドリル・ダッシュ〉のクールダウンの減少率を見直しました。
- 地上、地中を問わず、クールダウンの減少スピードが〈バロー〉の発動中に上昇するようになりました
サポート
バティスト
開発者コメント:バティスト本人の生存能力と支援能力の両方を上げるべく、〈リジェネ・バースト〉のパラメーターを調整しました。
- クールダウンを15秒から14秒に短縮
- 範囲が10メートルから12メートルに拡大
ブリギッテ
開発者コメント:〈インスパイア〉の持続時間を短縮しました。同アビリティが連続で発動した際の回復能力に影響が出ないよう、1秒あたりの回復量は変更していません。
- 持続時間を5秒から4秒に短縮
イラリー
開発者コメント:〈キャプティブ・サン〉は、敵に回避されやすいこともあり、状況によって扱いづらいアビリティです。同アビリティの信頼性を上げ、利用価値を総合的に高めるべく、爆風の半径を広げました。
- 爆発の範囲が8メートルから10メートルに拡大
ルシオ
開発者コメント:ライフ量を調整した結果、ルシオの生存力が想定よりも下がったので、自己回復力を高めました。〈サウンド・バリア〉を高所でより素早くかつ安全に発動できるよう、同アビリティを発動した際の落下スピードも上げています。
- 自己回復のペナルティが60%から40%に減少
- 空中で使用した際の落下スピードを上げました
カスタム・ゲームのアップデート
- ライフの自己回復のパッシブを有効/無効にできるオプションを追加しました。このオプションは[設定] > [ヒーロー] > [一般]から選択できます
不具合の修正
TEMPLE OF ANUBIS
- TEMPLE OF ANUBISでの観戦中に時おり発生する、パフォーマンス関連の重大な不具合を修正しました
ブリギッテ
- 〈バッシュ〉終了時にシールドを掲げていてもブリギッテがダメージを受ける不具合を修正しました
ハザード
- 〈バイオレント・リープ〉で飛び上がって壁に張り付こうとすると〈クライミング〉が時おり強制的にキャンセルされる不具合を修正しました
- 壁と誤差なく垂直に面している状態だと、〈クライミング〉を発動しても壁を登れなくなる不具合を修正しました
- 前方へと動いた際、進路上へ突き出た壁に当たって動きが阻害されると、〈クライミング〉を発動しても壁を登れなくなる不具合を修正しました
マーシー
- マーシーの〈リザレクト〉のセリフが再生されない不具合を修正しました
モイラ
- オーブの動きが時おり止まってしまったかのように見える不具合を修正しました
ラインハルト
- 特定のフロアに立っている敵へ〈アース・シャター〉の効果が及ばなくなる不具合を修正しました