[OWCS] Toronto Definatがブランド解散を発表、来季は活動休止も将来的にはリブランドの可能性

Overwatch Champions Series

カナダを拠点にするオーバーウォッチチームのToronto Definatが、6年間続いたチームブランドの解散を発表。チームを所有するOverActive MediaのAdam Adamou CEOは来シーズンの活動休止を明らかにしています。

トレーラーの最後では画面がレッドからパープルへ

Toronto Definatは昨年のオーバーウォッチリーグ解散以降も唯一活動を続けてきたOWLチームですが、チームを所有するOverActive MediaのAdam Adamou CEOは、2025シーズンはチームとしてOWCSに復帰する意思がないことを明らかにしています。

ただし、OverActive MediaがOW競技シーンから完全撤退するかについては、明言されておらず、今回公開されたアナウンストレーラーでは、トレーラーの最後で、Defiantのシンボルカラーのレッドがパープルに変わる意味ありげな演出がなされており、これが新たなリブランドを示唆したものではないとの見方もあります。

実際にToronto Definatは今夏に開催された、Blizzard主催の公式大会ではないEsports World Cupには、Toronto Definatではなく、パープルカラーを基調としたToronto Ultra名義で出場しています。Toronto UltraはOverActive Mediaが所有するCall of Dutyチームのブランド名です。

したがってToronto Definatとしてのチームブランドは消滅したものの、OWL San Francisco Shockがブランド消滅後にNRG Shokへと転生したように、Toronto Definatが別チームへと生まれ変わる可能性も残されており、そらくその可能性は高いものと思われます。

Toronto Defiantは2019年のOWL2年目にリーグに参入。カナダ出身のSurefourやAgilitiesなどの欧米スター選手を積極的に起用したものの、中堅下位の域を出られず、以降、Ch0r0ng、Sirmajed、Muzeといった名選手を輩出したものの、リーグでは傑出した成績を収めることはできませんでした。

OWL解散後はリーグ唯一の生き残りとして、Someone、Mer1t、Sugrefreeといったワールドクラスの選手を獲得し、OWCS NAでは破竹のステージ4連覇を達成、今夏に行われたEsports World Cupでは準優勝を達成しています。

タイトルとURLをコピーしました