OWCS 2025シーズンから「ヒーローBAN」システムが正式に導入されることが明らかとなりました。
— Overwatch Esports (@OW_Esports) December 19, 2024
以下は、OWCS NA/EMEAオープン予選で採用されるBANルールの概要となりますが、ほか地域については各地域のチャンネルを参照とのことです。
- ヒーローBANは各マップの開始前に行われる
- BANの順番はマップごとに優先権のあるチームが先行
- 1stマップはシードの高いチームが優先、以降は前のマップで負けたチームが優先権を持つ
- 各マップで1人のヒーローをBAN可能
- 同じヒーローをBANできるのは各チーム1回まで(両チーム合わせて2回)
- 各マップでBANされるロールは1つのみ(つまり相手チームと同じロールはBAN不可)
- BANされたヒーローは両チームに適用される
基本的には現在韓国で開催されている実質OWCS Korea大会『Soop Overwatch 2 Cup』で採用されているルールと同じです。おそらく、OWCS JP/KR/PACでも同様のルールが採用されるものと思われます。
今夏のEsports World Cupでも採用されていたヒーローBANシステムですが、多種多様な構成やこれまでにない戦術的駆け引きが生まれ、欧米チームが韓国強豪チーム相手に善戦や勝利を収めるなど、エキサイティングで競った試合が続出。選手やコーチへの負担増加が懸念される一方で、ファンの間では競技シーンへの正式導入を求める声も少なくありませんでした
尚、ヒーローBAN導入はあくまでもOWCS大会のみで適用されます。ランクマッチやアンランクといった既存のコアモードに採用されることはありません。