[OWCS]「ストライキも検討した」―試合配信がさらに減少するOWCS Pacificの現状について99DIVINEが声明を発表

Overwatch Champions Series

先日、OWCSステージ1に出場する8チームが発表されPacific地域ですが、今ステージでは同地域のグループステージ配信が行われないことが決定。この状況に対して本戦に出場する99DIVINEから声明が出されています。

オーバーウォッチファンの皆さんへ。(リツイートをお願いします🙏)

Pacific地域のチームを代表してお伝えします。

OWCS Pacificで起こっている問題を解決するために、皆さんのご協力が必要です。

現在発表されている内容によると、OWCS Pacific地域の試合はプレイオフ以降の試合のみ放送される予定だそうです。しかし、このような決定がeスポーツの本質を反映しているのか、疑問を感じざるを得ません。

ファンとのつながりを失った大会は、もはやeスポーツとは呼べません。この状況が続けば、Pacific地域のチームはスポンサーを確保するのが難しくなり、選手たちもPacific地域を避けるようになるでしょう。最悪の場合、Pacific地域は存続の危機に陥る可能性さえあります。

このような状況の中、Pacific地域のチームはストライキを検討しました。しかし、長期的に見てeスポーツに悪影響を与える可能性があると判断し、通常通り試合を進める決定を下しました。この選択は、現状に満足しているからではなく、さらに悪い結果を招かないための苦渋の決断です。

eスポーツの真髄は、チームとファンが共に紡ぐストーリーにあると信じています。下位トーナメントから勝ち上がり、最終的に優勝する劇的な瞬間のように、すべての過程がオープンに共有され、共感を生むことで、eスポーツは真の価値を発揮します。

私たちは、ブリザードや関係者に対し、これらの試合の放送に代わる実行可能な解決策を強く求めます。

ありがとうございます。

今季のOWCSステージのアジア地域はOWCS KoreaとJapanがグループステージ全試合が配信される一方で、OWCS Pacificはプレーオフ以降の配信となりました。

パシフィック地域は昨シーズンのダブルエリミネーション形式からグループステージ~プレーオフ制となり試合数こそ増えたものの、プレーオフはグループ上位3チームのシングルエリミネーションとなり、昨年も全試合が配信されたわけではないですが、配信される試合数はさらに減少することが予想されます。

パシフィックではタイを中心にMarvel Rivalsの人気が高まっており、先月開催された「Marvel Rivals Championship: Asia」では、元DAF Esportsのメンバーや、あのPatiphanも同大会で復活。

オセアニアがパシフィックに編入されたことで、FroggerやRomani擁する注目のMFCも出場しますが、一方で、HyVisionのような有力選手が参加しないことも明らかとなっています。

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