本日のパッチで導入された「新規プレイヤー・プログラム」について、開発エンジニアのモーガン・マドレン氏がQ&Aを実施していたので、以下、そのまとめになります。
official announcement herehttps://t.co/4dO7ILDLH0
— Morgan Maddren (@SrslyPaladin) January 28, 2025
新規プレイヤー・プログラム
- まだマッチを5回経験していない「オーバーウォッチ 2」の新規プレイヤーは、AIが操作するヒーローを相手にクイック・プレイのマッチをプレイできます
- 新規プレイヤーがプレイできるモードを、クイック・プレイのオープンキューからクイック・プレイのロールキューに変更しました
- すべてのゲーム・モードをアンロックするために必要なマッチ数を、合計10から5に軽減しました
- 新規アカウントのプレイヤーであっても、プレイ内容から明らかに熟練者と判断できる場合、高いマッチメイキング・レート(MMR)が速やかに適用される可能性があります。なお、既存のアカウントですでに多くのマッチを経験しているプレイヤーに、この調整が適用されることはありません
開発者コメント:これまで、本当の意味で「オーバーウォッチ 2」に初めて触れる新規プレイヤーの体験が、新規アカウントでプレイする熟練プレイヤーとマッチングして台無しになってしまうリスクがありました。新規アカウントを使う熟練プレイヤーが比較的低いプレイ・スキル帯のマッチに参加してしまうことを防ぐべく、今回、新たな仕組みを導入しました。今後、スキルに優れた新規プレイヤーの初期のマッチメイキング・レートは、実力に即したものへと速やかに調整されます。
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Q:このシステムを導入するのにどれくらいの時間がかかりましたか?
A:昨年の終わり頃からこの取り組みを進めてきました。
Q:BOTは「トレーサー」のような決まった名前を持ちますか?それとももっと判別しにくい名前でしょうか?それから新規プレイヤーとベテランが組んだ場合はBOTマッチに入れられるでしょうか?
A:ベテランと組んだ場合にBOTマッチに入れられることはありません。BOTは配信者保護機能の名前のような一般的な名称になります。BOTだと分かりにくくするつもりはありませんが、楽しさを損なわないように、あからさまな名前は避けています
Q:新規の問題と関連して大きな実力差があるグループ間のクイックマッチのMMRについて全体的に知りたいのですが、自分はトップ500サポートでゴールドのフレンドとプレイすると、自分たちのようなレベルのチームと対戦することになり、彼らが楽しくプレイできないように感じています。これについてなにか意見はありますか?
A:実力差が大きすぎると楽しくないものですが、私たちは似たようなグループを一緒にマッチングメイクするようにしています。それが全員にとって最も公平だと思います
Q:既存の低MMRのアカウントをスマーフが購入した場合は効果がないのでは?
A:詳細は話せませんが、このシステムは複数の種類のスマーフ行為を念頭に置いて構築されています
Q:連敗が続いた新規プレイヤーに再度BOTマッチで対戦させることは検討していますか?
A:それが完璧な解決策とは思いませんが、今の技術ではそのような手段を実現することができません
Q:マーベル・ライバルズがクイックプレイで採用している「ルーザーズキュー」のようなBOTマッチをOWでも採用できると思いますか?
A:個人的な考えとしては、私はそういった試合をすることにあまり興味がありません。簡単に勝てる試合を好むプレイヤーがいることは知っていますが
Q:BOTと対戦しているときに「熟練したプレイヤー」かどうかどうやって判断するのでしょうか?
A:今回のシステムではBOTマッチの判断基準は合計何回マッチに参加したかどうかが基準です。数回(※5回)以上のマッチに参加して以降はBOTマッチには参加できません
Q:OW1ではダイヤ未満はパフォーマンスベースのMMRが採用されていましたが、今回のシステムも同じような基準で考慮されていますか?
A:このシステムはOW1のシステムとは全く異なる(より優れてると思います)新しいパフォーマンスシステムです。個人的に興味深いのは、特定のスタッツではなく(それらは本来はすべて相関関係にあります)、それらをベースにしたより洗練された算出方法にあると思います
Q:スマーフのMMRがブーストされる上限はありますか?
A:パフォーマンスシステムがプレイヤーのMMRをどれだけ動かせるかについては限界があります。特定のマッチから得られる特定のプレイヤーに関する情報にも限度があります。しかし、ほとんどのプレイヤーはMMR上昇の限界に近づくことはないと思います