Marvel Rivalsの開発運営およびOverwatchの中国国内運営を担うNetEaseが、先日発表された収支報告の中で両タイトルの運営について言及しています。
NetEase Isn't Worried About Marvel Rivals Competing With Overwatch 2
"We believe the market is large enough to accommodate two excellent games."
www.thegamer.com
昨年末のサービス開始から数ヶ月で4000万人以上のユーザーを獲得したMarvel Rivalsですが、一方でOverwatchはMarvel Rivals登場以降、Steamのユーザー数が40%減と大幅に減少（関連記事）。シーズン15では約17%ほど持ち直したものの、今月から再開された中国展開が今後の鍵を握る存在と見られています。
収支報告の中でOWの中国復帰について尋ねられたNetEaseは、「Marvel RivalsとOverwatchはどちらも優れたスーパーヒーローシューターであり、ともに優れたデザインと優秀な開発チームによってサポートされています。市場は2つの優れたゲームを受け入れるのに十分な規模があると信じています」と述べています。
さらに、単に中国内でのローンチをサポートするだけでなく「プロダクトを活性化させ、新たな高みへと導く」ことを目指していると今後の展望を明らかにしています。
先日にはOW2開発ディレクターのアーロン・ケラー氏は両タイトルの競争を「エキサイティング」と評しており、それに呼応するようにNetEaseもMarvel Rivalsを今後10年以上サポートする予定であるとの長期計画を発表しています。
両タイトルの競争が激しさを増す中で、NetEaseはそれぞれのゲームに対する長期的なコミットメントを示しており、中国国内のみならず、今後両者がどのようにプレイヤーベースを拡大していくのかにも注目が集まります。
