長年Bllizzard Entertainmentでアートディレクターを務めていた、Bill Petras氏が逝去されていたことが明らかとなりました。
Bill Petras, Overwatch Art Director and long time Blizzard alumnus, has passed away
byu/turikk inOverwatch
Petras氏は22年もの間、Bllizzardのアートディレクション携わってきたベテランで、数年ほど前に同社からは離れていたそうですが、WoWやStarcraftなど同社を代表するタイトルのほか、オーバーウォッチではその世界観やアートデザインにおける中心的な役割を果たして来ました。OW2ではシニアアートディレクターとして同作品のリリースに尽力しています。
2019年のBlizzconにはアートチームの一員として登壇、パライーソ、サーキットロイヤル、NQSといったOW2で追加されることになるマップアートには同氏のビジョンが反映されています。
オーバーウォッチのストーリー上、その活動が違法とみなされ、解体へとつながった国連の「ペトラス法」は、Petras氏の名前にちなんで付けられたと言われています。
また、誰もが一度は破壊したであろうキングスロウのリスポーンエリアにあるシャンパンには、「PETRAS」のラベルが貼られており、これも同氏にちなんだものとされています。
追記:
Bill Petras was a true legend in the gaming world and a foundational figure at Blizzard. As Art Director on World of Warcraft and Overwatch, his vision and leadership shaped some of the most iconic games of our time. Our shooter simply wouldn't be what it is – or even exist -…
— Aaron Keller (@aaronkellerOW) April 7, 2025
現在OW2のゲーム・ディレクターを務めるアーロンがBlizzardに入社した際に、最初の採用面接を担当していたのがPetras氏だったそうです。