ウィンストンのテスラキャノンのダメージとその範囲についての検証がポストされたので簡単にまとめます。
テスラキャノンのビームは最大3体のターゲットにヒットしますが、ダメージ範囲は前方に逆円錐状(cone)に広がっているので、距離が近すぎると範囲が狭くなります。もちろん離れ過ぎればビームは届きません。
ビームがヒットする範囲を簡単に示しているのが下の画像(8枚)です。
これに加えて、下の検証動画を見るとビームの拡散範囲が見た目以上に狭いことが分かります。
さらにこの動画の前半ではビームのDPSとターゲットが回復下にある状態を含めたTime to Killについて説明しています。
それによると
ダメージ:
60 DPS = 20 ticks / sec
3 damage / tick
20tickは1秒間に20回ダメージ判定が入っているという意味です。ちなみにザリアのビームも20tcikなので、チャネリング系の攻撃はすべて20tickかもしれない。
通常時(回復なし):
200hp enemy:
3.3 sec to kill
2.6 sec when discorded
200hpの相手がノーマルな状態であれば、TTKは3.3秒、ゼニヤッタの不和のオーブ付きで2.6秒かかります。
回復あり:
Heald by enemy Lucio:
4.2 sec to kill
3.1 sec when discorded
ルシオの回復オーラの影響下にある状態と、その状態で不和のオーブが付いた200hpの敵を倒すまでのTTKです。
Healed by enemy Zenyatta:
6.7 sec to kill
4.2 sec when discorded
同様にターゲットが敵ゼニヤッタの回復玉の影響下にある状態。
また、動画の最後ではUltのダメージが40 dmg / hit、そして通常のクイックメレーよりも若干ヒット判定距離が長いことが分かります。
そのウィンストンで圧倒的な強さを誇っているのがOverwatch World Cup韓国代表のMiro選手(Lunatic Hai)ですが、それを見せつけたのがWCオーストラリア戦でのこのシーン。
延長でアヌビスのポイントAから敵チームが消えたと見るや、単身敵陣まで切り込み相手の動きを封じそのまま試合終了。終了時の韓国チームのエモートは明らかにバッドマナーではあるものの、Miro選手の圧倒的なパフォーマンスに味方も舌をまいていたのかもしれません。
さらに、Miro選手がランクマッチでaimbotter相手に奮戦している動画がこちら。
キルカムを見ると相手プレイヤー(複数がaimbot)のエイムが人間技とは思えない精度でフリックしているのが分かります。Miro選手も相手がaimbotであることを知りながら、むしろそれを楽しんでいるようにすら見えます。