[OW2] スタジアムの今後の開発計画が公開―シーズン18ではトレーサーが登場|アンランク:クロスプレイはシーズン18に延期 ほか

Overwatch 2

本日、公式ブログが更新され、シーズン17以降のスタジアムの開発計画を明らかにするロードマップが公開されました。

1週間を振り返る:シーズン17までの道のり
スタジアム開発チームが、シーズン17のロードマップと今後の予定についてご紹介します!

以前に公開されたロードマップ1からいくつか変更になっているようですが、既に日本語ページも公開されているので、以下、その引用と簡単なまとめになります。

まとめ

  • 当初シーズン17に予定されていたアンランク:クロスプレイはシーズン18に延期
  • アンランク実装と同時にバックフィル機能(欠員補充)も実装予定
  • バックフィルは途中参加が障害にならないよう、キャッシュ補填、ビルド作成時間などもサポート
  • シーズン18に予定されていた「スタジアム・トライアル」はシーズン19に移行し、シーズン19に予定されていた「スタジアム・ドラフト」がシーズン18へと前倒し
  • ドラフトモード(ヒーローBAN)では相手のヒーロー選択に影響を与えることが可能となり戦略性が増す(ランクマッチのみ)
  • シーズン18に実装が予定されていたソジョーンに代わりにファラを実装(ソジョーンはS19を予定)
  • シーズン18ミッドシーズンでは当初実装が難しいとされていたトレーサーが登場
  • シーズン17で導入されるカスタムモードではパラメーターやマップモードも自由に変更可能
  • シーズン17ではエスペランサとサモアが実装
  • アッシュとアナのようなヒーローは三人称からスコープ視点への移行がよりスムーズに
  • シーズン17終盤ではスタジアム用のドライブイベントも開催
  • シーズン17に実装されるビルド共有機能「スターフォージ」は敵プレイヤーのビルドも保存/共有可能
  • ビルド共有はワークショップ同様にコードで共有される
  • 開発者のコードが公開:
    • モイラ用ビルド「オーバーフロー×回復オーブ」(FFHRJ
    • オリーサ用ビルド「オーバーヒートーサ」(TNDQ3

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1週間を振り返る:シーズン17までの道のり

皆さん、こんにちは!今回の「1週間を振り返る」は、私たちスタジアム開発チームがお届けします。スタジアムについて、皆さんからたくさんのフィードバックを頂き嬉しく思っています。ランクを上げたり報酬を集めたりなど思い思いの方法で楽しんで頂いている中で、この場をお借りして現在のスタジアムの方針をオープンにお話ししたいと思います。シーズン17で今後実装予定のコンテンツについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。それでは、早速見ていきましょう!

ロードマップの方向転換

夏の休暇で車に乗って遠くまで旅に出かければ、道路工事にばったり出くわして急遽別のルートを探す必要に迫られる…というのはよくあることです。スタジアムも同様に、いくつかのルート変更を行いました。その理由も含め、詳しくご紹介いたします。

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まず、スタジアムのアンランクのリリース予定がシーズン17からシーズン18へと変更になります。かねてより、「プラットフォームやランクの垣根を越えてフレンドと一緒にスタジアムをプレイしたい」という要望を頂いていました。

今回の延期は、こういった皆さんからの要望にお応えするための調整を目的としたものです。あらゆる仕様を備えたアンランク環境を、どなたでもお楽しみいただけるよう、もう少しお時間をいただければ幸いです。スタジアムのアンランクはクロスプレイ完全対応のため、今まで一緒にプレイできなかったフレンドとも遊べるようになります。どうぞお楽しみに、実装まで今しばらくお待ちください。

以前の「1週間を振り返る」スタジアム・ブログで言及したバックフィル機能についても、アンランクと同時にリリースする予定です。既存のクイック・プレイの機能をそのまま当てはめるのではなく、遅れてやってきたヒーローが味方に力を貸せるよう、スタジアム独自のバックフィル機能を構築するよう磨きをかけています。その一環として、バックフィルで参加したプレイヤーには、マッチの進行状況に応じたキャッシュとアーマリーでビルドを設定する時間が与えられる予定です。また、マッチの残り数分での途中参加が発生しないようシステムも調整中です。

ところで、時にルート変更は必ずしも遠回りではなく、結果として近道になることもありますよね。クエストをこなして報酬を獲得する「スタジアム・トライアル」について、以前はシーズン18でリリース予定としていましたが、そちらをシーズン19へ延期し、代わりにスタジアムのライバル・プレイ向けドラフト・モード(ヒーローBANシステム)をシーズン18でのリリースへと前倒しする形に変更しました。まだ詳細はお伝えできませんが、ヒーローBANシステムで相手のヒーロー選択に影響を与えることが可能となり、スタジアムのライバル・プレイにおける戦略性も高まるはずです。

ヒーローのリリース予定についても変更が加わりました。シーズン18のスタジアムでは、新たにファラ、ウィンストン、ブリギッテが使用可能になります。ソジョーンについてはもう少し調整が必要なため、シーズン19での追加を予定しています。彼女をどのようにスタジアムに導入するかは、今後の「1週間を振り返る」ブログでお伝えする予定です。さらに、シーズン18のミッドシーズン・パッチではトレーサーが使用可能になります!「早くスタジアムでトレーサーを使いたい!」というプレイヤーの皆さんの声にようやく応えることができます。

シーズン17のアップデート内容

スタジアムに関して最も多かった要望の一つに「カスタム・ゲームの作成機能」がありました。そちらについては、今回シーズン17で実装されます!ビルド構成を検証するにもフレンドとカスタムを開催するにも役立つこの機能では、ロビー内でパラメーターをカスタマイズできるだけでなく、プレイするゲーム・モードも選ぶことができます。今後のシーズン18では、ボットの追加やアンランクのルール適用など、さらに機能性を拡充する予定です。

そのほかにも、以下のとおり盛りだくさんのアップデートをご用意しています!

  • スタジアム向けに改変されたESPERANCAとSAMOAの2つのマップが、各モードのマップローテーションに新たに加わります
  • アッシュ、アナ、フレイヤなどのヒーローのスコープ覗き込み(ADS)時の機能性を改善すべく調整を行いました。三人称視点からスコープ視点への移行がよりスムーズになり、サポートヒーローを狙撃する場面で活躍が期待できます
  • シーズン17の後半では、スタジアムのライバル・プレイで「ドライブ」イベントが開催されます!詳細は後日お知らせしますが、特別感のある豪華なネームカードにご期待ください

ビルド・ボーナス

「スタジアム・フォージ」については、主にビルドの作成・共有機能が話題の中心になっているように思います。ビルドに名前や詳細な説明文を付け、アイテムを序盤戦向け、終盤戦向け、全般向けに分類できることは、すでにご存じの方も多いかもしれません。しかし、実はまだあまり知られていない機能の一つに、「他のプレイヤーが考案したビルドを簡単に取り入れられる」というものがあります。

ExampleBuild.png

敵チームのプレイヤーの一人がマッチを支配するほどの活躍を見せている――そんな時はそのプレイヤーのビルドを保存し、後で利用することができます(リベンジにも使えるかもしれません)。ビルドはワークショップと同様5文字のコードでアクセス可能なため、共有も利用も簡単に行うことができます。

ここまでのロードマップ紹介にお付き合いいただいたお礼として、開発者数名が個人的に作成したスタジアム・フォージのコードを皆さんに公開します。インポート機能のお試しにぜひご活用ください!これを使えば勝利は確実…とは言えませんが、楽しさは保証しますよ。

モイラ用ビルド「オーバーフロー×回復オーブ」(Overflowing Healing Orbs)オリーサ用ビルド「オーバーヒートーサ」(Overheat-sa)
攻撃速度と「オプティマル・オーバーフロー」のシナジーを活かして大量の「バイオティック・オーブ」を生成し、アビリティ・パワーでオーブを強化するビルドです。バイオティック・エネルギーの回復には「フェード」を使用します。ハイブリッドのアイテムを使うため、サブ攻撃のダメージにも不足はありません。

FFHRJ

熱量を大量に生成しつつクールダウンを短縮することで、頻繁にオーバーヒート状態になり、バリアを展開して敵を炎上させることができるビルドです。必要に応じて、生存力や攻撃力を向上させましょう!

TNDQ3

最後に、いつも楽しんでプレイしてくださっている皆さんに心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます!それでは、またスタジアムでお会いしましょう。

脚注:

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