昨日のOGN APEX準々決勝Rogue戦では臨時メンバーながら予想外の活躍でEnVyUsの勝利に貢献したPongphop “Mickie” Rattanasangohod（タイ）選手の試合後のインタビューです。
‐準決勝進出おめでとう。気分はどう？
：タイにはプロフェッショナルなオーバーウォッチの大会がないから、今日スタジアムに来たときに既に興奮していた。はじめてのゲームで勝つことができて自分でも信じられない気持ちだよ。
7年前に別のゲームのために韓国のe-Star Seoulを訪れたことがあったけど素晴らしい思い出だった。タイにもいつの日かこのレベルのeSportsのインフラが整うといいな。
‐タイではオーバーウォッチはどれくらい人気があるの？
：とても人気があるというわけではないね。Pay-to-playスタイルのゲームはタイではとても高いんだ。だからほとんどの人々はFIFA OnlineのようなF2Pをプレーしている。
‐他のタイ代表のプレイヤーも君の後を追って海外シーンでプレーするようになるかな？
：彼らはタイを代表する素晴らしいプレイヤーだ。ただ、多国籍なチームでプレーするには英語が十分とは言えない。僕も中国人女性の友達がいなければ、同じような状況だったと思う。普段英語で会話できるのは彼女だけだから。
ワールドカップの時のチームメイトの何人かは英会話のスキルを伸ばすためにTwitchでの配信をはじめたから、いつの日か彼らも海外のチームでプレーすることになるかもしれないね。
‐EnVyUsが貴方の存在に目を付けたのはワールドカップだったと報じられてるけど？
：ワールドカップでは選手各自のキル数がわかるようになっていて、僕はとてもキルを稼いだから、それでEnVyUsの注意を引いたのかもしれない。コメンテーターやアナリストが褒めてくれたからそれが鍵になったんじゃないかと思ってる。
‐試合後負けたにも関わらず、君たちが見せる笑顔に多くのファンが虜になっていたよ。
：カメラの前では絶対に落ち込んだ顔は見せないようにしようって決めてた。周りにいる人達にはポジティブなエネルギーだけ発したいと思っていたから。でもホテルに帰った後は皆とても悲しんでいたよ。
‐このままEnVyUsに残ると思う？
‐それはまだ分からないな。オーバーウォッチはこれからもプレーし続けるけど、APEXが終わったらタイに戻ることになると思う。もし海外のチームからオファーがあったらどれくらい払ってくれるかで決める！（笑）
‐今日の試合ではDVaで見事な自爆を決めていたけど彼女ではよくプレーするの？
：僕はのFPSのバックグラウンドはPoint Blankというゲームで、その後オーバーウォッチをプレーするようになったからタンクでプレーしようとは思わなかった。僕の一番のお気に入りはウィドウメーカーだしね。
ワールドカップのメンバーに選ばれた時、6人全員がDPSだったから誰かが犠牲にならざるを得なくて、タンクでプレーすることに決めたんだ。それがザリアとDVaだった。今回のパッチでDVaはとても強化されたから今は彼女を多用している。ザリアのグラビトンサージはちょっとチャージが遅すぎるね。
‐準決勝に向けたプランはどうなってる？
：準決勝までは日に少なくとも7時間はDVaでプレーする予定だよ。短い時間でチームワークを築くのは難しいし、僕のDVaのパフォーマンスはオーガナイズされたプレーではまだ十分とは言えないから。でも僕は良くなってるし、昨日のスクリムではLunatic-Haiにも勝ったしね！
‐最後に一言あるかな？
：DVa愛してる（笑）
