DreamHack Winter 2016で優勝したMisfits所属Sebastian “Zebbosai” Olsson選手の試合後のコメントです。
大会ではウィドウメーカーの華麗なスナイピングで優勝に貢献した同選手ですが、タンクメタが支配する現状においてチームの持ち味であるダイブメタで戦うことは楽ではなかったと語っています。
パッチが当たった時点でどのチームもタンクコンポジションに切り替えるまでそれほど時間はかからなかった。 対戦したチームはタンクコンプばかりだったけど、僕らはダイブコンプでプレーしていたから、戦闘になったらとにかく先手を打って素早くキルを取りに行く必要があった。 この点に関していえばウィドウメーカーは素晴らしい。例えボディショットであっても・・・例えばアナにボディショットを当てさえすれば即座に彼女めがけてフランカーがダイブしてキルを取ることができる。味方のフランカーがダイブすると、相手チームのDVA(ラインナップによってはウィンストン)は僕をチェックしに来るか自チームのバックラインをサポートするかの選択を迫られることになる。 僕らがメタに逆らっているとかそういったことはまったく考えなかった。ただ、トーナメントがはじまるまではとても心配していた。僕らはスクリムではあまり勝つことができなかったから。 率直に言うと、トリプルタンクコンプは我々のダイブコンプに対するカウンターだと考えている。だから僕らは常に不利を受けているように感じながら戦っていた。 ダイブコンプで戦う場合にはコミュニケーションがとても大事だ。上手くコミュニケーションが取れていれば全員が同じターゲットにフォーカスすることができるからね。
実は、Zebbosai選手は昨年のDreamHack WinterでReason Gamingの一員としてTF2部門に出場し、その時も優勝しているので、意外な形での連覇達成となりました。ちなみに、この時同じチームに所属していたのが決勝で対戦したFnaticでiddqd選手の代役を務めたHafficool選手です。