[Overwatch] 中国でルートボックスの確率明記を義務付けへ

中国ではオンラインゲームでランダムにゲーム内アイテムが出現するルートボックス系アイテムの確率明記を義務付ける法案が可決されたようです。

中国文化部が発表した規制内容によると、「オンラインゲームのパブリッシャーはすべてのバーチャルアイテムやサービスの名称、内容、所有権、数量、当選確率を迅速かつ公に発表しなくてはならない」としてF2P、P2Pの如何に関わらず販売されているルートボックスからドロップするアイテムの確率明記を義務づけています。

さらに、パブリッシャー/デベロッパーは「当選確率」だけでなく、これらの「当選結果」もウェブサイト又はゲーム内に明記しなければならないとしており、少なくとも90日間の結果の保存も義務付けられています。政府は抽選が公正に行われているか、これらの記録を調査することがあるとのこと。

施行は2017年5月1日からとなっています。

いち早くガチャ対策に乗り出したのが欧米ではなく中国というのが意外ですが、当然オーバーウォッチのトレジャーボックス（LootBox）もこの規制の影響を受けることになると思われます。

中国ではオーバーウォッチの現地パブリッシングはブリザードではなくNetEaseの管轄ではありますが、仮に出現確率が中国でも欧米でも地域に関係なく同じということであれば、我々にとってもあらかじめ確率が分かるのは喜ばしいことではないかと思います。