最新のDEVELOPER UPDATEがポストされました。
特に目新しいニュースなどはありませんが、PTRにおけるテストの目的やバランス調整についてディレクターのJeff Kaplan氏がコメントしています。
以下、redditその他にポストされた簡単なまとめになります。
- PTRはまず第一にパッチが正式リリースされる前のストレステストとバグ取りのために存在している。バランス調整に関するフィードバックは有意義で価値あるものだが、それが第一の目的というわけではない。
- コンソール版のPTRについては、マイクロソフトとソニーの非常に厳しい認証プロセスがあるため実現するのは難しい。また、この認証プロセスはすべてのパッチに要求されるものである。
- PTRがある種の緩衝材として機能しており、PTRをこのパッチ認証プロセスに対応させるために利用することで、PCコンソール同時配信を可能にしている。ただし、将来的なCS用PTRの存在を否定しているわけではない。
- ソンブラは現時点で素早くキルを取るようなアサシンタイプのヒーローとして考えているわけではなく、相手の後衛を撹乱するタイプのヒーローとして考えいている。従って彼女のダメージ出力を今すぐに変更する予定はないが、将来的にも変更しないという訳ではない。開発は彼女の性能には十分なポテンシャルがあると考えており、プレイヤーがまだその性能を完全に引き出せていないと考えている。ただし、他のDPSと同等の水準に引き上げるためになんらかのバフは必要であると考えている。
- ロードホッグのフックの問題は一貫性という点にある。フックを投げる側、そしてフックを受ける側の立場からフックの挙動に一貫性があり、お互いがアンフェアと感じることがないように調整している。
- DVAは前回の変更でやや強化されすぎた。開発はブースターとリロードフリーであることが彼女の特性だと考えているが、最終的に他を圧倒することになり、彼女の性能を落すことにした。彼女にとって重要なのはタンクとしての機動力と弾薬を気にせずに戦えることであり、そこに手を加えることはしたくないと考えている。ただし、今回の調整が誤りであることが判明すれば今後の再調整も視野に入れている。
- アナのナーフは味方への範囲回復能力を下げることを目的としている。開発は彼女の基本的なコンセプトと性能には満足しているので、それらが大幅に変わってしまうようなリワークは考えていないし、彼女が消えてしまうようなことはしたくないと考えている。
- PTRでのテストにインセンティブを設けるために、ルートボックスやXPのキャリオーバーといったことも検討しているが、導入は開発チームに時間的な余裕ができてから、ということになると思われる。
- 変更や調整内容に満足しているプレイヤーはフィードバックをポストする必要性を感じないので、フォーラムでのフィードバックはネガティブなものに偏る傾向にある。