昨日、Lunatic-HaiはチームメンバーのGeum “dean” Dong-geun選手とLee “Leetaejun” Tae-jun選手に対してOGN APEX Season 2終了までの出場停止処分を科したことを明らかにしました。発表によると、処分の理由は「ファンとの不適切な交流」とのことです。
リポートによると、dean選手とLeetaejun選手はKakaotalkやTwitterなどのSNSを通じて、面識のない複数の女性ファンらと写真やメッセージなどを交換し、デートの約束などもしていたそうで、これが不適切な行為とみなされ、チームは独自に2選手への謹慎処分を決定したそうです(OGNによる制裁ではありません)。
欧米や日本の感覚からすると厳しすぎると言えなくもない処分内容ではありますが、韓国の文化では例えデートの約束であれ、二股行為のようなものは殊に許されず、ファンの反響も大きかったようで、スポンサーや社会的影響を配慮してチームも厳しい措置に踏み切ったものと思われます。
韓国のオーバーウォッチシーン、特に女性ファンの間で最も人気のある同チームですが、当初両選手はこの事実を否定していたものの、動かぬ証拠が見つかったため(配信中にファンから証拠を突きつけられたLeetaejun選手は急遽配信を取りやめ)、公式サイトに謝罪コメントを掲載し、チームもeSportsのプロフェッショナルに相応しくない行為として再発防止を心がけるとの声明を発表しています。
1月にLee “Whoru” Seung Joon選手とKim “zunba” Joon Hyuk選手が新たに加入したことでロスターは8人体制を敷いているため、幸か不幸か、残り試合はメンバーを補充することなく戦うことができそうです。
チームは3日に強敵Luxury Watch Blue(このチームにもスキャンダルがありましたね・・・)と対戦しますが、既に前節でdean選手は控えだったこともあり、交代選手はLeetaejun選手の代わりに先発復帰するesca選手一人となります。
さて、そのAPEX Season 2ですが、昨日の試合Runaway対Flash Lux戦でトレーサーのパルスボムが消失するというバグともつかない症状が確認されています。
RunawayのStitch選手が相手のマーシーにパルスボムを貼り付けたのがはっきりと確認できますが、その後爆発することなく消えてしまいます。ボムを吸収できる位置にDVAもいないし、貼り付いたボムは吸収することはできません。
redditのコメントには、これはクライアント側とサーバー側の処理にズレが生じた際に起こる現象ではないかと指摘している人もいます。
この発売後間もない頃の検証動画のように、ごく限られたタイミングで移動回避スキルを使うと貼り付いたボムがダメージを与えることなく消えてしまうことがあるとのこと。試合でもこのタイミングでマーシーがガーディアンエンジェルを発動したことで同じことが起こったのではないかとしています(テレポスキルで避けてるMythテストもあるんで実際のとこグリッチなのか仕様なのかは不明)。
OGN APEXのような規模の大きいオフライン大会でも専用サーバーではなくブリザードのサーバー上で行われているそうで、厳密な意味でのLAN環境ではないことも影響を与えているのかもしれませんね。オーバーウォッチの大会ではネットワークが原因で試合が中断になるといったこともよくあります。
試合自体はRunawayが圧倒していたので結果にさしたる影響はありませんでしたが、多発しているバグも含めて大会環境の整備といったことも今後はブリザードとしての課題になってくるんじゃないかと思います。
[PC] Overwatch Patch Notes – January 31, 2017
https://us.battle.net/forums/en/overwatch/topic/20753275781#post-1
今朝のパッチでいくつかのバグが修正されたようです(CS版は後日配信)。ラインハルトが沙悟浄スキンを着るとシールドの亀裂が表示されなくなるバグ、いくつかのマップでトレーサーとメイがマップ外に出ることができたバグなどが修正されています。
尚、メイの旧正月スキンのウェストもこっそり修正された模様。