一騒動あったMeta AthenaのSayaplayerとチームの現状についてチームマネージャーからコメントがありました。以下はTISrobin311氏の簡単なまとめです。
- Sayaplayerに海外の非常に有力なチームからオファーがあったことは事実。彼はDPSとしてトライアウトなしでオファーを受けた。彼はとても悩み一人では決断できなかったために私にアドバイスを仰いだ。
- Metaとの契約の有無に関わらず彼にはSaya本人にとって最もプラスになると思われる選択をするように伝えた。彼は数日間考えた後、今後もチームに残ることを決断した。
- チームのサポートであるNusとの契約が切れたために、後任としてWnVからHyeon Wooが加入することになった。話が順調に進めば間もなく正式に発表される予定。
- Sayaが去就について悩んでいた状態であったため、チームのメンバーにNexus cupに向けて練習するかどうか尋ねたところ、SayaとNusが出場できる見込みがない以上、同大会に参加するのは難しいとの決断に至った。大会主催者側がそれをSayaの退団と誤解してしまったために今回の騒動に至ってしまった。
- チームは7人目のメンバーを募集している。これはBelliumのロスターを対象にしていたが1、Sayaがライバルとなりうる新たなプレイヤーが加入することでモチベーションを上げることができるという考えから対象をAthenaにも広げることになった。勿論、新メンバーとなるプレイヤーはSaya以上の実力をチームに示さなくてはならない。
- コーチのRoroが退団することになり、新たなコーチとしてSsantiを迎えることになった。一度に多くのことが起こったために発表が遅れてしまい申し訳ない。APEX Season4では昨シーン以上のパフォーマンスを見せることを約束する。
それから昨日、日本代表のJasper選手から現地シドニーの状況についてホテルにPCがないために前日まで練習できないというツィートがありましたが、こういった状況について/r/Competitiveoverwatchコミュニテイはどう思うか日本の方からredditにポストがあり、スレッドでもそこそこの反響がありました。
TISrobin311氏もこの件についてコメントしていたので紹介します。
ホテルにPCがなくとも現地のインターネットカフェを使えるという意見があることについては確かにそのとおりだが、スクリムをする環境としては良いとは言えない。
OGNはAPEXに招待された海外チームの滞在するホテルの一室にPCを提供していた。ブリザードは少なくともこれと同様の措置を講じるべき。大規模大会のesports主催者となれば海外から来たチームが練習できる環境を保証するくらいのことはしなくてはならない。
それがもし無理であれば、ブリザードは昨年のワールドカップのように最低限パブリックなスペースに出場チームがまとめて練習とスクリムができるスペースを提供すべき。
試合の前に大会に出場するチームが一度もお互いにスクリムできなかったらどうなると思う?コンペティションの質が落ちて大会そのものの価値が落ちることになる。ブリザードがワールドカップを真剣に考えているならこういった問題を改善する必要がある。
[追記]
練習場所用意してくれた!凄い pic.twitter.com/QTsciCR5QW
— RPG Yoz (@Yoz_ow) 2017年7月18日
Yoz選手によると練習スペースは用意してもらえたそうです。ホテルかな?椅子がESL大会用なのが😄
画像は昨年のWC。先日の上海ラウンドも前日までに満足に練習できないとう同様の問題が発生していたようです。
尚、上海ラウンドに出場したタイ代表のビデオログを見る限り現地のネットカフェに練習スペースとPCはブリザードから提供されていた模様。
タイ代表の関係者によると、ホテルから15~20分、試合会場から30~40分の場所にあり、ネットカフェであるために毎回設定がリセットされるのでセットアップに時間を取られる羽目になった(屋内も少し暑かったらしい)。ホテルから会場までの移動にも時間を取られ1日あたりの練習量は3~5ゲーム程度だったとのこと。