先日、開発チームのJosh Engen氏からワントリック問題に関してコメントがあり、OTPについてこれまでよりもさらに踏み込んだ公式のスタンスが明らかにされました。
”https://us.battle.net/forums/en/overwatch/topic/20760716149#post-10”ブルコメの大部分はこれまでの公式見解の繰り返しになるのでここでは触れませんが、一点だけ今まで曖昧だった部分について明確にしていたのでそこだけ抜粋します。
Your teammates can respectfully provide their opinion and suggest using a different hero for the gameplay situation that your team is experiencing, but the final decision about which hero you want to play with is yours alone.
チームメイトは相手に敬意を払った上で自らの意見やチームが置かれた状況に即したヒーロー変更を促すことは可能だが、最終的にどのヒーローでプレーするかは本人が決めるべきものであることを明確にしています。
どんな状況であれ、例えチームメイト全員が変更を求めたとしても、本人がそのヒーローでのプレーを望むかぎり変える必要はないという公式のスタンスがこれではっきりしたことになります。
実際、これまで繰り返しBANされ、処分取消も認められなかったシンメトラ専のStevoさんは、つい先日もウィッチハントBANにより16日間のプレー停止処分を科されましたが、その後処分が解かれています。
”https://us.battle.net/forums/en/overwatch/topic/20760716236#1”さらにStevoによると、シーズン8からはOTPであることを理由にBANされることはない旨をブリザードの関係者(おそらくジェフ本人)から伝えられたとのこと1。
OTPがBAN対象外であることは、以前からジェフも明言していたことではあるので、来シーズン以降はヒーロー変更を拒んだからという理由だけで「非協力的」として処分されるようなことはないという意味だと思います。
We won’t be actioning you if you only play your main, but we also don’t believe this is the ideal way to play Overwatch—especially in competitive settings.
先日のジェフのインタビューや今回の公式見解に失望する声は少なくないものの、シーズン8からOTP容認を明確にする一方で、公式もOTPがランクマッチにおいて理想的なプレーでないことは認めているので(上囲み)、この問題を解決または緩和する何らかのシステムが導入される可能性もあるかもしれません。