開発内部ではスキャッターアローを中心として調整が続けられているハンゾーですが、Goodman氏から調整中にボツになった新アビリティがポストされました。
採用が見送られたという案は以下の3つです。
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スキャッターアローをピアーシングアローに変えた。この矢の弾速は非常に速くバリアも貫通する。これはとても楽しい「スナイピー」な矢で相手のウィドウ、ファラ、そしてバックラインのサポート陣を超長距離からショットすることもできた。最終的には、安全だと思ってシールド裏にいながらヘッドショットされるという多大なフラストレーションを感じるため、この案はボッシュートになった。
別の案はスキャッターアローの分散を大幅に変えるもので、今回紹介する例の中では最も上手くいったケースだった。矢のスピードはとても速く、そして跳弾は一度だけという仕様で、床に当たった場合は分裂せず、矢の分散範囲も狭めている。床を狙うスキャッターアローは使えなくなるが、長距離のスナイピングや一つの壁や天井を利用してより正確に当てるという選択肢を用意した。これはとても楽しいものだったが、使いどころか限られた。いくつかのエリアでは役に立ったが、多くの場合使う場面がなく、単に矢の弾速をあげるためにクールダウンを消費しているようなもので、これをあえて使う理由が見いだせなかった。
最後に少しだけ試したおかしなプレーを紹介すると、新たに「リロード」用のキーを設定し、これを押すと矢スキルのクールダウンを強制的にリセットするというもので、その代わりに、これを実行すると2~3秒動作にディレイがかかり、通常攻撃を犠牲にせざるを得ないという代物だった。これは最初に紹介したピアーシングアローと組み合わせた場合は興味深いものではあったが、ソニックアローと組み合わせるとあまりにもおかしなことになってしまうので、全体的には悪くはなかったがお蔵入りとなった。
”https://dotesports.com/overwatch/news/hanzo-overwatch-rework-20956”