コンテンダーズ・ノースアメリカ・シーズン2開催が迫ってきた最中、シーズン1をベスト4で終えたEnVision eSportsのArtur Minacovオーナーからチーム解散(ロスター放出)というショッキングな発表がありました。
Today, I am announcing the release of my Overwatch Contenders team: @ggenvision. In between Frustration & Sadness, I have to let this project go because of the current state of Professional Overwatch.
Read here: https://t.co/n9PtEgLNhF@owpathtopro @overwatchleague @PlayOverwatch pic.twitter.com/mjEKblmF9r— Artur Minacov (@aminacov) June 26, 2018
OWプロシーンの現状を理由に、悲しみと失望との間でプロジェクトを手放さなければならないとのことですが、以下はTwitLongerに記された同オーナーのステートメントです。
”http://www.twitlonger.com/show/n_1sqiune”このツィートを多くの不満と悲しみと共に書いている。
本日をもって、オーバーウォッチのロスター放出を正式に発表する。これまでの1年半でT1シーンのオーバーウォッチチームを作るために多くの投資をしてきた。オーバーウォッチリーグ以前はそれは可能なことのようにも思えたが、今ではまったく別の話となった。
この決断に至った詳しい理由については触れないが、ひとつ確かなことは、OWLアカデミーチームとは関係ないEnvisionのようなチームの扱われ方についてフラストレーション以上のものを感じているということだ。オーバーウォッチシーンの形成を支援するために多くのもの注ぎ込んできたが、それがなんの役にも立っていなかったことを実感するのは馬鹿げたことだ。私の貢献はまったくの無だった。
私の冒険に参加してくれた全てのプレイヤー、コーチ、マネージャーに感謝したい。今のロスターが将来成功するように祈っている。君たち全員がオーバーウォッチリーグでプレーできることを願っている。
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EnVision eSportsは2017年に結成、OWシーンでは中堅チームとして活躍していましたが、昨夏のOverwatch Contenders 2017 Season 1: North AmericaではプレーオフでFaze Clanに敗れたものの、堂々のベスト4という結果を残しています。OWL始動前後はAPAC Premier 2017やマイナートーナメントに積極的に参加するなど、数少ない非アカデミーチームのオーガナイゼーションとしてT2シーンを支えてきたチームのひとつです。
[追記]
チームキャプテンのMcGravyは、リリース後も解散せずに現在のロスターを継続していく意向を明らかにしていますが、コンテンダーズ・シーズン2の出場権についてはEnvisionのオーナー次第ということになりそうです。