※このガイドはredditにポストされたガイドを基本に、いくつかの補足情報を付け足してまとめています。
Dallas Fuel
OWL創設12チームのひとつ。ファンにおなじみのHastr0オーナーが所有するTeam EnvyとHersh Family Investmentsが運営母体。昨季はステージ内外で様々なトラブルに見舞われ、開幕前の予想を裏切り成績も低迷するが、ステージ4では監督交代やメタが功を奏して復調。リーグでも最大のファンベースを誇る人気チームは、ファンの期待に応えるべく来季の巻き返しをはかっている。
ゼネラルマネージャー:🇺🇸Tazmo
- ダラスを運営しているEnvyに長年所属しているベテランスタッフ。
- Call of Duty: Black Ops 2のプロ選手としての活動経験があることから、チームでも彼の経験が大いに活かされることだろう。
ヘッドコーチ:🇺🇸Aero
- 昨シーズン、Kyky前コーチ解任後に就任。それ以前はFusion University、FNRGFE、Immortalsといったチームでも成功をおさめている。
- 2018年のW杯米国代表のコーチだが、本選は初戦でUK相手にまさかの敗退。
- 選手や同業者からも高く評価されており、昨季終盤でダラスが不調を脱した要因とも言われている。
- プライベートな時間を利用して、試合のレビューや分析を自身のチャンネルで配信している。
アシスタントコーチ:🇨🇦Jayne
- 昨夏にチームに加わるまではオーストラリアのコンテンダーズチームでコーチを担当。
- 昨年のW杯予選ではカナダ代表のコーチとして米国代表を指揮するAeroと対戦。
- ダラス加入以前からコーチングやプレー分析を配信する人気ストリーマーとしても成功している。
- T2シーンの活性化にも熱心で、自腹を切っての大会主催、プロを中心としたPUGsの運営、大会レビューなども頻繁に行っている。
- こう見えても1993年生まれの25歳。
アシスタントコーチ:🇨🇦Tikatee
- Jayneコーチと同時期にダラスに加入するが、実際にはその5ヶ月前からチームの下で働いている。
- 過去にFNRGFEでもAeroコーチのアシスタントを務めていた他、カナダの学生チームUBC eSportsのヘッドコーチも任されている。
アシスタントコーチ:🇰🇷Vol’jin
- シーズン1途中でダラスのアシスタントコーチに就任、それまではMeta GamingでMeta BellumとMeta Athenaの両姉妹チームのコーチを務めている。
- EffectもMeta Gaming出身だが、両者の所属期間はそれぞれ異なる。
アシスタントコーチ:🇸🇪Cocco
- 昨季はメインタンクとしてロスターに名を連ねていたが、出場機会は僅かで、シーズン終了後にコーチに転身。
- 意外にもトキシックな一面を持つが、現役時は年齢的にも成熟し落ち着いたプレイヤーとして評価されている。
- ダラスの前身となったEnVyUs時代からのメンバー。ハイレベルな元タンクプレイヤーとして豊富な知識を備えている。
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タンク:
🇰🇷OGE
– Son Min-seok
– 1999/10/15
– South Korea
(ウィンストン/ラインハルト/オリーサ)
- 昨シーズン途中にダラスに加入。加入後に過去のブースト行為により4試合の出場停止処分を受ける。
- 処分が解けた後はリーグのトップタンクと渡り合う中で懐疑的だったファンを納得させる。
- 特にラインハルトのスキルに秀で、シャッターのビルドアップも早い。
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🇹🇭Mickie
– Pongphop Rattanasangchod
– 1993/10/28
– Thailand
(Dva/ブリギッテ/ロードホッグ/ザリア)
- ダラスのオフタンクを担当するベテランで、笑顔を絶やさないチームのマスコット的存在。
- 試合中はフラストレーションを露わにするチームメイトをなだめるといったリーダーシップも発揮している。
- ザリアやアグレッシブなDvaとして知られるが、現在はブリギッテという新たな伴侶を手にしている。
- タイ代表には3年連続で選出、2016年に本大会で出会った故InternetHulkによって見出される。
- APEX Season 1では急遽代役として出場し優勝に貢献、以降はnVのメンバーとして現在に至る。
- 昨季はInternetHulkの功績を称えたDennis Hawelka賞を受賞。
- FPSゲームのPoint Blankではプロとして活躍、国際大会の優勝歴あり。
- 幼少期に父親を亡くした苦労人。趣味はピアノ。
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🇫🇮Rck
– Richard Kanerva
– Finland
(Dva/ロードホッグ/ザリア/ゲンジ)
- オフシーズン中にに加入した新戦力で、それまではTeam GiganttiとENCE Esportsでプレー。
- Dvaとしての能力は非常に高く、とくにサポートが最もピールを必要とするときに敵を引き剥がすことができる。
- Dva以外にもザリアといったオフタンクだけでなくゲンジも得意。
- 下のクリップでも見られるようにプレー中のコミュニケーション能力も高い。
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DPS:
🇫🇷Akm
– Dylan Bignet
– 1995/12/11
– France
(ウィドウメイカー/ソルジャー/ザリア)
- 元Rogueのベテランヒットスキャンでダラスにはシーズン1途中に加入。
- Rogue時代から世界最高峰のソルジャーとして知られるが、現在はメタの影響からソルジャーでプレーする機会は限られている。
- フランス代表として2年連続でW杯本大会に出場。同代表のWinzは実兄。
- チーム事情からゲンジでもプレーするが、ゲンジのUltを貯めるまでに3分44を要したことで”Akm Blade”がミームにもなる。
- OW以前はShootMania Stormのプロ。
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🇰🇷Effect
– Hwang Hyeon
– 1997/5/16
– South Korea
(トレーサー/ウィドウメイカー/マクリー/ドゥムーフィスト)
- ダラスの前身となるEnVyUs時代からのメンバー。そのnVには2017年中頃にMeta Bellumから加入。
- トレーサーが代名詞ともなっているが、ヒットスキャン、プロジェクタイル、オフタンクを問わずプレーする。
- 練習熱心なプレイヤーとしても知られ、プレー前は長時間に及ぶエイム練習を欠かさない。
- 昨季はシングルキャリーでチームを救う場面もあったが、チームの不振に不満を募らせシーズン後半には戦線離脱。
- 精神面での不安も指摘される中、昨年末にバイセクシャルであることをカミングアウト、気持ちも新たに来季の雪辱を誓う。
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🇫🇮Taimou
– Timo Kettunen
– 1993/8/30
– Finland
(ウィドウメイカー/マクリー/ロードホッグ)
- 第二期EnVyUsの前身となるロスター、IDDQD時代からのメンバーでAPEX S1優勝にも貢献。
- フィンランド代表として3回連続でW杯本大会に出場。
- マクリーやウィドウメイカーといったヒットスキャンをシグネイチャーヒーローにするが、ロードホッグでも度々クラッチプレーを披露している。
- エイムの良さは自他共に認めるものの、好不調の並が激しいほか、昨季はチーム事情からウィンストンでもプレー。
- セクハラまがいの言動で処分されたり、酔うと暴言を吐きまくることもあるが、根は人間味溢れる親父キャラ。
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– Zachary Lombardo
– 2001/1/27
– United States
(トレーサー/ドゥムーフィスト/ゲンジ/Dva/ソンブラ)
- シーズンオフ中に加入した新戦力のひとりで、それ以前はFusion Universityでプレー。
- AeroコーチはFusion University時代の教え子でもある同選手を当時から常に高く評価している。
- 非常にフレキシブルなプレイヤーで、NAではベストソンブラの一人として評価されている。昨年選出された米国代表ではバスティオンでもプレー。
- Fusion University以前には本名のKyleというアカウントでRenegadesの一員としてプレーした経験もある。
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サポート:
– Jonathan Tejedor Rua
– 1991/8/10
– Spain
(マーシー/ルシオ/ゼニヤッタ/ソルジャー)
- IDDQD時代からの生き残りメンバーは今ではTaimouとHarryhookのみ。
- 3年連続でスペイン代表にも選出、ダラスでは主将を務める。
- 優れたルシオ使いとして認知されているが、非常に有能なヒットスキャンでもある。
- 昨季はメインとフレックスサポートでロールが代わることもあったが、ソルジャーをプレーしている時の彼はCarryhookとして恐れらている。
- OW以前にはHotSやTF2のトップチームでもプレー。
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🇫🇷Unkoe
– Benjamin Chevasson
– 1995/12/24
– France
(ゼニヤッタ/マーシー/モイラ)
- シーズン1途中にCustaとのトレードでヴァリアントから加入。
- Rogueのメンバーとして数々のタイトルを獲得した他、W杯も2大会連続で出場している。
- ダラス加入後は彼のアイコンとも言えるアナやゼニヤッタで存在感を示している。
- アナの戦闘能力は高くサポートと言えども相手チームは迂闊に近づくことはできない。
- ShootMania Stormの元プロで、OWL以前は電気技師として働いていた。
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🇰🇷Closer
– Jung Won-sik
– 1998/5/16
– South Korea
(ルシオ/マーシー)
- 昨季は優勝したロンドンで主にサブとしてプレー、GC Busan時代にもAPEX Season 4で優勝を経験している。
- メインサポートしての評価は高く、相手チームのUltも正確にトラッキングし、その誤差は3%以内とも言われている(要出典)。
- 昨今のUlt主体のチームファイトにおいてCloserのUlt管理能力は計り知れない価値がある。
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関連リンク:
- https://liquipedia.net/overwatch/Dallas_Fuel
- https://docs.google.com/spreadsheets/d/1rXxuhtR_6XfIOSrQoxUqXZ_g4CxNx12VmwMFFkxco8Y/edit#gid=46367295