Effectが自身のfacecbook上で現役引退を表明。
ちょっと長いんでかなり端折ってまとめましたが、英訳挟んで主観も混じっているから正確ではないかも。
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自分は何年も前から常に嫌悪感に苛まれていたが、いつの日かそれがひどくなり、さらには死の衝動に駆られるまでになった。
ネガティブなことばかり考え、すべてが虚しく、自分の人生は底に穴のあいたバケツのように感じていた。一時的にその穴を埋めるものを見つけたが結局それもなくなり再び水がこぼれ出した。
最初に自分自身に後ろめたさを感じるようになったのは10年前に見た映画で、その主人公のようなヒーローになりたいと自分は思ったが、それに比べ自分はちっぽけな存在で、彼のような人生を送れないのなら死ぬべきだろうかと考えるようになった。
嫌悪感から逃れるための手段がゲームと音楽。音楽では刺激的なビートを奏でステージでスポットライトを浴びることができたが、成長して大学に入ると周りはすべてエリートで自分の実力ではついていくことができなかった。
ゲームではチームをキャリーしランキングをあげることで主人公になることができた。オーバーウォッチがリリースされスターになるために動画を投稿し、配信もはじめネガティブなことなど考える暇などなかった。
おかげで今僕はここにいるが、あれからかなりの時が経ちもはやこのゲームに魅力を感じることはなくなり、スターになることもできなかった。休養から復帰した後も楽しめず、スターになりたいという想いもなくなってしまった。
ネガティブなことばかり考えるようにうになり、憂鬱な想いがひどくなると思い余って自殺するのではないかと考えるようになり恐ろしくなった。
以前よりも精神的に不安定になり、称賛から批判ばかりになった今、プロの世界でプレーする自信を失った。自殺のような愚かなことはしたくはないが、自分には治療が必要で医者に診てもらう必要があると考えている。
こういったネガティブな考えを止めない限り自分は崩壊してしまうだろう。今まで偉そうなことを言って何も成し遂げられず情けなく思う。
このような状態でリーグに戻ってきて、何も証明することができず去ることを後悔しているが、もうこのゲームを楽しいとは思えず、これ以上練習でストレスを溜めたくはない。そして自分の価値に見合った以上のサラリーを貰っていたことにも後ろめたさを感じ、申し訳ない想いもありプロゲーマーから身を引くことにした。
おそらくYoutubeや配信はまた再開すると思うが、ノーマルな状態に戻れるまでにはまだ時間がかかるだろう。最後まで読んでくれて、今まで応援してくれてありがとう。自分が生きていることはSNSを通じて報告する。
Today, @EFFECT announced his retirement from professional Overwatch on his Facebook account. He has given our organization and fans thrilling memories, insane plays, multiple championships and has been a true pleasure to watch. We wish you the best and brightest future @EFFECT.
— Mike Rufail (@hastr0) April 6, 2019
ダラスのHastr0オーナーもこれまでのEffectの功績を讃えるコメントを出しています。
今シーズンになってからDafran、Stellarに続く3人目の現役引退ということになりますね。